シュウジデイファーム在厩のミスペンバリー’22は、現在は、おもにBTCトラックで2500m、坂路でハロン18~20秒ペースのキャンター1本を乗られています。12月下旬の馬体重は448kgです。
◇岸本担当のコメント 「年始にリフレッシュ日を挟み、再びハロン18秒ペースで。ときおりムキになってカーッとしたり、頭を上げてフォームを乱してしまうことがありますので、矯正馬具を装着して正しい走り方を身に付けていくよう努めています。元気を余してしまうような血統ですが、度が過ぎるようなことはありません」
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馬体重が448kgになり、ひと月遅れで同時期のパンサラッサぐらいのサイズ感になってきました。
ただし、岸本さんから「ときおりムキになってカーッとしたり、頭を上げてフォームを乱してしまうことがある」とコメントがあったように、写真でも動画でも頭を上げて周囲を気にする仕草が目立っていますので、精神面、テンションコントロールにおいて、この先課題が残る可能性がありそうです。(ひとつ上のお兄さんも苦労しているみたいですし…)
それでも本馬には、そういう気になる部分を補って余りある魅力があります。前回の近況では「体つきのイメージと同様にスピードがありそうなタイプ」というコメントがもらえていますし、当面は健康にトレーニングを重ねていくことで、体力強化とフォームづくりに邁進して欲しいと思います。(早くも矯正馬具を使うみたいですけれど(^^;))
いずれにしても、こういう馬が偉大な兄と比較されるのは宿命のようなもの。。だとしたら逃げ回っていても仕方がありませんし、この際、パンサラッサが果たせなかった『国内G1勝ち』をめざす気合で頑張って欲しいです!(^^ゞ
【シュウジデイファーム在厩のミスペンバリー’22:公式HP(2024/1/12更新)より】
その一方で、引退したお兄ちゃんは、すっかりのんびり(^^)
【日替わり🍞】
— アローの中の人(非公式) (@arrowstud_staff) January 19, 2024
🍞「カキカキ…クンクンクセェシェェェェェ カキカキカキカキ…ボリボリ」
👱♂️「…笑」#日替わりパン #パンサラッサ#カキカキ #クンクン #シェェェェ#ボリボリ #楽しそう#馬 #競馬 #種牡馬#アロースタッド pic.twitter.com/ZdmTmgRGfq
シュウジデイファーム在厩のステラリード’22は、現在は、おもにBTCトラックで2500m、坂路でハロン18~20秒ペースのキャンター1本を乗られています。12月下旬の馬体重は430kgです。
◇岸本担当のコメント 「年始にリフレッシュ日を挟み、再びハロン18秒ペースで。少しずつ体重は増えていますが、欲を言えば、さらに大きく育って体力が付いてきてほしいですね。先頭に立った時などにたまに物見をしますが、この血統にしては気難しさがなく、素直で乗りやすい印象です。今後ペースを上げてもこの平常心を保ってくれればと思います」
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馬体重がようやく430kgになりましたが、確かにもうひと回り馬格が欲しい印象です。ただ、相変わらずバランスはとても良いですし、あまり『小ささ』を感じさせないのは、さすが期待馬といったところではないでしょうか。
その上で、再び岸本さんから「この血統にしては気難しさがなく素直で乗りやすい」と気性面に関するコメント。頭の高さが(今のところ)ないことも含めて、引き続きステラリード牝馬としてパラスアテナ超えをめざして欲しいと思います。
年始にリフレッシュ日があったようですが、このあとは15-15に到達するところまでノンストップという感じでしょうか。。本馬についてはめざすところを(勝手に)高く設定していますので、あまり先を急がずジックリ進めるパターンでOKですし、その間に450kgを超えるぐらいの成長があれば、さらに楽しみが広がるだろうと思います。
【シュウジデイファーム在厩のステラリード’22:公式HP(2024/1/12更新)より】
シュウジデイファーム在厩のゴッドフロアー’22は、現在は、おもにBTCトラックで2500m、坂路でハロン16~18秒ペースのキャンター1本を乗られています。12月下旬の馬体重は513kgです。
◇岸本担当のコメント 「ゆったりと構えるような感じで、自分からグイグイ行くタイプではないのかもしれませんが、いざ走り出せば気がないわけではなく、パワフルかつ楽に坂路を駆け上がってきます。少しずつ調教を進めていくなかで着実に体力も付きつつあるように思います」
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写真を見ると、体型が少し競走馬らしくなってきた気もしますが、馬体重はさらに増えて510kgを超えました。調教ペースも順調に上がっていますし、あまり心配ないのかもしれませんが、経験上、あまり大きくなり過ぎるのは…(^^;)
本馬に関しては、これまで出資をしてきた馬たちと身体つきが全然違っていますので、果たしてこれからどう変わっていくかがよく分かりません。これからさらにペースが上がればグッと引き締まってきそうでもあり、ズドーンと大きな体躯のまま競馬を走るタイプかもしれませんし… と、分からないことを考えても仕方がありませんので、その点については、引き続き毎月の近況・写真・動画の更新に注目したいと思います。
気性面に関しては、「自分からグイグイ行くタイプではなが、いざ走り出せば気がないわけではない」とのこと。動画での歩きなど、いかにもノンビリしている様子が窺えますが、ゴッドフロアー産駒はテンションが高いより落ち着いている方が良いと思いますし、さらに乗り込むことで徐々に『適度な前向きさ』が出てくることを期待します。
【シュウジデイファーム在厩のゴッドフロアー’22:公式HP(2024/1/12更新)より】
シュウジデイファーム在厩のシンボリバーグ’22は、現在は、おもにBTCトラックで2500m、坂路でハロン18~20秒ペースのキャンター1本を乗られています。12月下旬の馬体重は453kgです。
◇岸本担当のコメント 「普段は大人しく、調教時は気持ちが前向きでカーッとしやすい感じでしょうか。走りに力感がありながらも重苦しさはなく、順調に調教のペースを上げることができています。父のイメージと同じく、動かせば自然と時計が詰まってきそうな印象を持っています」
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調教ペースを上げながら、この一ヶ月で10kgほど体重を増やしていますので、成長も体力強化も順調に進んでいると思って良さそうです。気持ちが前向きで「カーッとしやすい」ところは多少気になりますが、普段は大人しく落ち着いているようですし、ある意味オンオフがしっかりできている…とも考えられますからね。
それに、「走りに力感がありながらも重苦しさはない」というのは何よりの褒め言葉。個人的にはダートの短いところで素質を開花させて欲しいと考えていますので、パワーとスピード、それに前向きは気性は必ず強みになると思います。
岸本さんも「動かせば自然と時計が詰まってきそう」と仰っていますし、この調子であれば15-15くらいまでは苦労することなく進んでくれそうです。まあ、本当の勝負はそこからなわけですが、苦労なく15-15に到達することが当面の目標ですし、それができれば、さらに楽しみが広がるのではと思います。
モズアスコットはまだ産駒がデビューしていないので、実際にどんな傾向の馬が多いか分かりませんが、もしかしたら、本馬については比較的早いデビューが狙えるタイプなのかもしれません。(矢作厩舎ですしね(^^ゞ)
【シュウジデイファーム在厩のシンボリバーグ’22:公式HP(2024/1/12更新)より】
**2024/1/21小倉8R 4歳以上1勝クラス(ダ1700m)13:40発走**
◎ メリタテス
○ ガンウルフ
▲ ララマルシュドロワ
△ ダノンフューチャー
△ プライサーゴールド
△ ミユキザストロング
△ バンボーレ
メリタテスは7枠13番になりました。正直に言えば、もう少し真ん中よりが良かったのですが(8番とか10番とか)、今回に関しては、あえて枠順に頼らずとも勝ち切って欲しい気持ちが強いです。
そのためには、何と言ってもゲートを決めての逃げ、あるいは(逃げ主張が予想される1番、4番を行かせて)3~4番手の外、馬群に包まれないカタチでの好位先行態勢を作りたいところです。逆に言えば、逃げ又は好位の外めさえ取り切れば、今度こそ地力上位が活かせるはずですし、たとえ初の55kgでもこのメンバーなら勝利という結果を求めたいです。
相手は逃げ先行有利の小倉ダ1700mですから、前に行くガンウルフ、ララマルシュドロワかなと。今日の1レースでも4角1~4番手の馬がそのまま1~4着に入っていたように、多少速いぐらいではなかなか前が止まらないと思いますので、『レース結果の大半は4角までに決まる』ぐらいの気持ちでレースを進めて欲しいです。
まあ、何だかんだで今回はやること自体は単純ですからね。鞍上の北村騎手は減量特典がない分、豊富な経験がありますので、多少の想定外があっても落ち着いて回ってきてくれると思いますし、そうなればきっと結果はついてくると思います(^^)
三嶋牧場(中期育成場)在厩のオピュレンス’23は、先月下旬より日中放牧に切り替えて管理されています。
◇前田マネージャーのコメント 「まだ降雪量は少なめですが寒さが厳しくなってきましたので、現在は朝6時半頃に放牧して16時頃には馬房へ。風の強い日などはじっと耐える感じになり、日が照る穏やかな日は走り回るなど、天候次第で様子も変わってくる状況です。どうしても運動量が減る時季ですから、年明けからはウォーキングマシンでの運動(30分)もスタート。特に抵抗なく、すんなりと馴染んで歩いてくれていますよ。引き続き飼葉を食べており、体調を崩すようなこともありません」
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北海道が厳冬期に入り、朝6時半頃から16時頃までの日中放牧プラスウォーキングマシン運動での管理に移行しました。予定では2ヶ月ほど(来月末頃まで?)同様のメニューになるとのことでしたが、要するにいつ頃寒さが和らぐか次第ですからね。相手は自然なので何とも言えないですし、とにかく健康第一で過ごしてもらえればと思います。
明けて1歳になったとは言え、シルエットはまだまだ仔馬ですし、冬毛が伸びて見栄えがパッとしない季節になりました。それでも飼葉を食べて運動をして、日々を健康に過ごしていれば、数ヶ月後にはグッと雰囲気が変わるんですよね。
今のところ心身に気になる課題は無いようですし、すでにウォーキングマシンにも慣れてくれたようです。このまま無事に冬を乗り越えれば、3~4月にはきっと良血牝馬らしい姿カタチになってくれる気がします(^^)
【三嶋牧場(中期育成場)在厩のオピュレンス’23:公式HP(2024/1/12更新)より】
宇治田原優駿ステーブル在厩のジーベックは、現在は、おもにトラック2000mのウォーミングアップ後、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を乗られています。1月中旬の馬体重は478kgです。
◇松山担当のコメント 「無理に仕掛けることなく、馬に合わせるように少しずつ調教タイムを短縮。体力、筋力を一から鍛え直している段階ですので、まだ後半に向かって手応えが弱くなりますが、あと1~2週間もやれば自然と持ったままで17-17ぐらいができるようになってくるものと思われます。必要であれば整体などでケアしつつ、引き続き一つひとつステップアップを図っていきましょう」
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坂路調教が始まってから1ヶ月と少し。まだ17秒ペースがやっとながら、着実に前進できているのは確かなようですし、なるべく早く体力、筋力を以前の状態に戻していけるよう、この調子で頑張って欲しいと思います。
思えば随分遠回りをしてしまいましたが、その原因は単なる外傷だったわけで、ここまで来ればトレーニング強化に何の支障もないはずです。これからは、近況報告のたびに復帰の手応えが確かなものになっていく流れを期待します。そうですねぇ、来月中に15-15が継続できるようになっていれば、その先の見通しがだいぶ開けてくるでしょう。
ジョイナスファーム在厩のトゥジュールは、今週も日に2~3時間ほどのサンシャインパドック放牧により管理されています。
◇稲村場長のコメント 「その後も患部に熱感や腫れはなく、太さも薄皮一枚程度のもの。見た目にはほとんど分からない状態になっていますし、感触は決して悪くありません。獣医師によれば、『来週末あたりにエコーで確認していきましょう』とのこと。今度こそウォーキングマシン入りにつなげていけるのではないかと思っています」
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このところ、この状況で本当に競走馬として活躍できる可能性あるの?、と思わせる近況報告が続いていましたが、今回はやや希望が持てる内容になりました。ただ、来週のエコー検査でどういう獣医師見解が出るかによっては今後の見通しが大きく変わるでしょうし、とても安心できる状況でないのは相変わらず…といったところでしょう。
もしも次回の検査でもGOサインが出ないようだと、またウォーキングマシン入りが1ヶ月延びることになりますし…と、あまり良くないことを考え過ぎてはイケマセンね。稲村場長も「今度こそウォーキングマシン入りにつなげていけるのでは」と仰っていますし、次回の検査後には大きな一歩、いや、小さくても重要な一歩が踏み出せることを期待したいですm(_ _)m