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[桜花賞(G1)]デアリングタクト、デビュー3戦目の戴冠!

2020-04-12 16:30:16 | JRA G1・重賞戦線

ZBAT!競馬 『【桜花賞】“新怪物牝馬”誕生!デアリングタクトが無敗で戴冠』

第80回桜花賞(G1、3歳牝、芝・外1600m)は、松山弘平騎手騎乗の2番人気デアリングタクト(栗東・杉山晴紀厩舎)が勝利。2歳女王のレシステンシアら粒ぞろいのメンバーが集結した牝馬クラシックの開幕戦を制し、令和初の桜の女王に輝いた。タイムは1分36秒1(重)。1馬身半差の2着にはレシステンシア(1番人気)、さらに1馬身3/4差遅れた3着にスマイルカナ(9番人気)が入った。

デアリングタクトは、新馬→エルフィンSを連勝。2歳戦が実施されるようになった1946年以降、デビュー3戦目での桜花賞制覇は1948年ハマカゼ、1980年ハギノトップレディ2頭と並ぶ桜花賞最少キャリア優勝記録。これまでの勢力図を一気にひっくり返し、“新怪物牝馬”誕生を予感させる勝利となった。また、同馬は新種牡馬エピファネイアの産駒。グレード制が導入された1984年以降の桜花賞では、ベガ(トニービン産駒)、プリモディーネ(アフリート産駒)、マルセリーナ(ディープインパクト産駒)、ジュエラー(ヴィクトワールピサ産駒)、アーモンドアイ(ロードカナロア産駒)と5頭の新種牡馬産駒が優勝しており、重賞初勝利をG1で飾った。

桜花賞を勝ったデアリングタクトは、父エピファネイア、母デアリングバード、母の父キングカメハメハという血統。通算成績は3戦3勝。重賞は初制覇。桜花賞は杉山晴紀調教師、松山弘平騎手ともに初勝利。

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今年の桜花賞で個人的に注目、応援していたデアリングタクトが見事な勝利を飾りました。1番人気のレシステンシアが先頭に立ち、そのまま粘り切るかに見えた最後の直線。。重馬場で上がりがかかり、有力各馬が苦しむ中で見せた大外一気の追い込みは、実に派手なパフォーマンスだったと思います。デアリングタクトはこれがデビュー3戦目、無敗での桜花賞制覇ですからね。オークスに向けてはもちろん、今後の楽しみが無限大に広がっているように思います。

にしても、こういう日高の生産馬が大手牧場のブランド馬を蹴散らすのは気持ちがイイものです。セレクトセールで1200万円のエピファネイア産駒が桜花賞制覇。。こういう馬が活躍をすると、来年こそは木村秀則牧場産馬で一発を!という気になったりして… いや、同じエピファネイア産駒のゴッドシエルとか、うまくハマってくれませんかねぇ。。(^^ゞ

2着に入ったレシステンシアも力のあるところを見せたと思います。外枠からジワッと進出し、気がついたら逃げ馬をぴったりマークする形に持ち込んでいたあたり、レジェンド武豊騎手もさすがの騎乗でしたし、今日は相手が(馬場適性も含めて)悪かったということでしょう。タイプ的に距離が延びてイイ馬には思えませんが、今後もマイル以下の距離では相当な活躍が見込めそうです。

あとは、逃げて3着に粘ったスマイルカナ。9番人気とマークが薄かった所為もあるでしょうが、やはり、『人気薄の一発逆転は思い切った競馬をしてこそ』ですよね。一気に重まで悪化した馬場状態も味方をしたと思いますが、迷いのない逃げ馬は怖いという事を改めて認識させてくれました。

 

**2020.4.12 阪神11R 桜花賞(G1/芝1600m)・重**

 


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10 Comments

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Unknown (ロング)
2020-04-12 17:45:12
層の厚い社台ですし結果論にすぎませんが、脚部不安で1戦で引退し即388万で繁殖セールで売却した母馬から桜花賞馬が出たとなると無念でしょうね。
しかも父エピファネイアで自分たちで持っていてもつけた可能性のある配合となれば…。
しかしさすが社台系血統と言いますか、積み上げてきた血の凄さを見せつけられたようにも感じます。
広尾の繁殖たちも負けずに頑張って欲しいですね。
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Unknown (Az)
2020-04-12 17:56:04
>ロングさん

社台Grの層の厚さは別格ですからね。
だからこそ、こういうパターンはこれからもあり得るのではと…
そして、可能性なら広尾の馬にもあるはずで…
いやぁ、頑張って欲しいなぁ(^^ゞ
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Unknown (バージョンワン)
2020-04-12 20:06:33
サンデーサイレンス3×4破壊力ありますね。
さらに、社台肌にノーザン種牡馬という組み合わせに、日高の付け入る隙という意味でも、示唆するものがあると思います。
大手は、繁殖に上がるも3勝ルールなどがあったりしますが、そこに至らない良血牝馬はゴロゴロいますからね。
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Unknown (Az)
2020-04-12 21:04:35
>バージョンワンさん

そういう事になりますよね!
毎回のように日高の馬が勝つわけにはいきませんが、つけ入るスキはあるという…
もともとレベルが高いサウスニア血統がうまくいきてくれば…とか思っちゃいます(^^ゞ
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Unknown (フィンチリー)
2020-04-13 18:34:24
エピファネイアとサンデー系の配合、いいですね。
返す返すもエピファレーヌの引退が残念ですが、ゴッドシエルのデビューが楽しみになってきました。
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Unknown (Az)
2020-04-13 19:41:53
>フィンチリーさん

こういう形で結果が出てくれると心強いですね!
ただ、これからはサンデークロス持ちの馬が増えますから、その中の争いに勝っていく必要がありそうです。
ゴッドシエルの配合は破壊力ではデアリングタクトにヒケを取らないですから、とにかく順調にいって欲しいです(^^)
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Unknown (WIND)
2020-04-13 22:46:21
いやー強かったですね。他のPOGではデアリングタクトを選んでますが、広尾でスタートする時もノルマンディーでやろうかどうしようか悩み広尾にして、サブ倶楽部をユニオンにするかの時も、ノルマンディーも検討し結局ユニオンにした経緯があります(笑)。ノルマンがセレクトで落札したのを倶楽部で1760万 一口44000円は、お買い得でしたね(笑)。

今年広尾の2歳は、リナーシェとマーテルの武幸四郎厩舎の2頭が早期デビューで頑張ってくれるので楽しみです。その他も多数早期でスタンバイしてるので、
ガンガンレースに出走して、頑張って頂きましょう。
今年の夏は、昨年より、デビュー多いので、かなり楽しみです。
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Unknown (Az)
2020-04-14 03:23:58
>WINDさん

強さが際立つ勝ち方でしたね。
来年以降、エピファネイアのお値段が上がりそうなのが心配ですけど(^^;)

リナーシェ。マーテルの幸四郎厩舎セットは本当に楽しみです。
デビュー戦から好結果が出るとイイなぁ(^^)
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Unknown (WIND)
2020-04-14 13:08:53
戦略的な武幸四郎厩舎なので、ここで何度も言ってますが、相手関係やら色々加味して少しでも好戦できるレースかつ勝てるレースに積極的に使ってくれるし、仕上げ方が違うし、外厩への調教メニューもちゃんと注文出してると思うので、帰ってきて直前でサッと何本か追って仕上がってレースにすぐ出せるんだと思う。関西と関東の鍛え方の違いやら、レースに積極的に使うやら色々加味しても、関西の厩舎は、ガンガン使ってくれるから楽しみですね。
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Unknown (Az)
2020-04-14 13:34:35
>WINDさん

幸四郎先生は初めてなのですが、楽しみですし、期待もしています。
まずはリナーシェ、マーテルの2頭が先生に期待されないといけませんけれど(^^)
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