先週土曜日にはパンサラッサが師走ステークスに出走、狙いすました初ダートで1番人気に推されましたが結果はあえなく11着。この一戦だけでダート適性を云々するのは早いと思いますが、中山に来場していた矢作先生が「悔しい気持ちで一杯」とコメントする残念な敗戦になってしまいました。
今後の方向性については改めて検討するようですが、まずは少し休んで立て直すことになるのでしょう。パンサラッサは今年8戦もしてくれて、賞金も5千万円以上を稼ぎ出す頑張りを見せました。オープンクラスを突き抜ける活躍とはいきませんでしたが、もともと古馬になってから本領発揮の予定でしたし、来年はもう一段上の強さを身につけて帰ってきてくれるでしょう!
そして今週は3頭の2歳馬が出走を予定しています。
まずは武幸四郎厩舎のドゥラメンテ産駒、マーテルが20日の阪神6R(牝/芝1400m)でデビュー戦を迎えます。4月にゲート試験に合格したあと宇治田原優駿ステーブルで鍛えられていましたが、どうやら課題は当日のテンション、そして折り合い。難しいところがありそうなタイプだけに、外厩で勉強したことをしっかり出して、きちんと競馬をして帰ってきて欲しいです。
今年の出資馬ラストランとなるのが同じ20日の阪神11R、G1・朝日杯FSです。このレースにはカイザーノヴァとバスラットレオンの2頭が出走を予定しており、期せずして18年産矢作厩舎セット2頭でG1に挑むことになりました。今年を締め括るレースがG1というだけでもありがたいですが、どちらも一発の魅力がある馬だけに、感謝の気持ちとスケベ根性を胸に秘めて応援したいと思います。
ちなみに両馬の鞍上が誰になるかですが、風の噂では、バスラットレオンが坂井瑠星騎手でカイザーノヴァが乗り替わりになるのではと…。本当のところはまだ分かりませんが、まあ、当日の作戦も含めて矢作先生にお任せするしかありませんからね。まずは良い状態でゲートに入ること、そして思い切った勝負をして欲しいです!
先ほど朝日杯FSが今年の出資馬ラストランと書きましたが、ひょっとしたら今週電撃帰厩、年内サプライズ出走を企てている陣営がまだあるかもしれません。その中でも、実現したら最大のサプライズとなるのはクレッシェンドラヴの有馬記念出走ですが、これは果たしてどうなんでしょうねぇ。。個人的には『ない』と考えているのですが、一応、油断をせずに注目したいと思います。
**出資馬の状況**
**2020年総合成績**
有馬・金杯スルーで構わないんですよ💦
常識的には『なし』だと思うのですが…
いや、無いですよねぇ(^^;