中山8R(1勝C/芝1800m)で9着となったカナロアガールの関係者コメントです。
◇津村騎手のコメント「直線に向くまではスムーズにいきましたが、いざというタイミングでうまく捌けませんでした。ラストがスムーズであれば、掲示板くらいはあったかもしれません」
◇田村調教師のコメント 「状態は良かったですし、4コーナーまでうまく脚を溜めることができ、もしやと思わせる競馬に持ち込めたのですが、直線でうまくいきませんでした。それなりの内容があっただけに悔しいですね。進退については今すぐに判断するのではなく、馬の上がりの様子や来週の想定などを確認しながら慎重に考えていく形でもよいのではないでしょうか」
◆クラブのコメント 「エネルギッシュでデキの良さが窺える脚捌き。4角まではほぼ完璧なレース運びで、直線を迎えて弾けそうな勢いでしたが、残り200mを切って前を行く7枠2頭が壁になってしまいブレーキを踏む形。展開も味方してくれそうな流れだっただけに、何とも悔しい結果となりました。なお、来春からの繁殖入りに際して適度な準備期間を必要とする状況下ではありますが、「1月までにレースに使えそうであれば、もう一戦も選択肢に」と調教師。「とりあえず1週間ほど考えた上で」結論を出していくことになりました」
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まず、津村騎手がうまく捌けなかったのは仕方がないとして、その中で、「ラストがスムーズであれば掲示板くらいはあった」との手応えだったのは、傍から見ていてもそう感じました。田村先生のコメントにもありますが、「もしやと思わせる競馬に持ち込めた」だけに残念でしたが、やはり、走りの内容は悪くなかったと思います。
それでも先ほどのレース後の記事で、「やり様によっては何とかなる力はあるし、1勝クラスなら上位を狙えるとは思うものの… ここ最近、前走後から今日のレースに至る流れを考えると、この一戦がラストランになる可能性が高い」と書いたのは、勝っても負けてもこのレース後に引退繁殖入りというのが、内々の既定路線になっている気がしたからです。
でも、クラブのコメントを見ると、「来春からの繁殖入りに際して適度な準備期間を必要とする状況下ながら、「1月までにレースに使えそうであれば、もう一戦も選択肢に」と調教師。「とりあえず1週間ほど考えた上で」結論を出していく」とありますので、木曜近況における田村先生の「今回のレース内容や結果で進退を考える」という言葉は、裏表のない本音のお話だったんですね。いや、どちらの考え方もあるとは思いますが、勝手な思い込みについては申し訳ありませんでしたm(_ _)m
その上で、カナロアガールのあともう一戦が見られるならとてもありがたい話です。タイムリミットは来年1月とハッキリ伝えて頂けましたし、これからしっかり状態を確認し、結果、行けるようであればもう一度応援させてもらえるという…。
すみません、香港スプリントの衝撃的な映像を見てしまったあとなので、何となく複雑な気分になってしまっているのですが、まずはカナロアガールのレース後の無事、そして早い回復を祈りたいと思います。
もう一度、元気にレースができるとありがたいですね。
前走あたりから調子が戻りつつある気もしますし、出走叶えば頑張って欲しいです(^^)
福永騎手、(言い方はアレですが)骨折で済んで良かったレベルの落ち方でしたからね。
本当に、騎手というのは大変な仕事です…
にしても、香港スプリント。。。
競馬は、こういうことがあるから怖いですよね。
私事ですが、ホープフルSで出走予定のキラーアビリティが福永騎手を確保していただけに…骨折とは残念です。