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ヴァンベールの引退で複雑な気持ちですが、ここは気を取り直して未来へ目を向けたいと思います。
3月22日(日)中山6R 3歳500万下(芝1600m)に向かう予定だったブリッツェンが、予定を1週早めて、3月15日(日)中山9R 山桜賞(500万下・芝2000m)に蛯名正義騎手で出走することになりました。
二ノ宮敬宇調教師のコメントによると、予定変更の理由は以下のとおりです。
①22日のレースは出走希望馬が多く、除外の恐れがある
②万一除外されると、後のローテーションが押せ押せになって厳しい
③中山1600mはコースがトリッキーで、外枠を引くと取りこぼす恐れがある
④15日の山桜賞は比較的頭数も落ち着いて紛れがなさそう(10頭立て)
⑤馬自身の調子が良さそう
ふむふむ。この理由を見ると、二ノ宮調教師はブリッツェンの実力を相当高く評価しているようです。特に、この後のローテーション云々というあたり、多少は春のクラシック出走を意識している発言と思えます。
私自身、この馬の本格化は秋以降と思ってはいても、やはりクラシックレースには色気があります。今でも500万下ならみっともない競馬にならない実力があると思っていますが、もしここをすんなり勝つようなら、さらに上のステージへの挑戦も現実味をおびてくると思います。
馬の調子ということで言えば、公式HPの動画サービスを見る限り、今週の追い切りでもなかなか良い動きで、ソエの状態も落ち着いているようです。それに何より、着実に出走を重ねることで、少しずつ地力も強化されてきたように思います。
09.03.11 助手 美南P良 5F 63.9 48.8 35.7 12.6 7 G前仕掛け
ロイヤルダリア(三歳500万)末強めの内追走同入
ちなみにこのレースは、実質的には有力馬4頭の争いになるでしょう。逃げるモエレビクトリーを標的にブリッツェン、ハギノバロンドールが好位につけ、実力馬ピサノカルティエはやや後方からまとめての差し切りを狙う、という展開になると思います。ピサノカルティエとハギノバロンドールはハッキリ言ってなかなか強敵ですが、こうなったら、是非とも勝って山桜賞を飛躍のレースにして欲しいものです。
(写真は美浦トレセンでのブリッツェン:公式HPより)
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