栗東トレセン在厩のエスペシャリーは、徐々にペースを上げていく予定となっています。
◇四位調教師のコメント 「相変わらず元気ですね。これはいつものことですが、帰厩後の一週間くらいは飼葉喰いが少し落ちますので、様子を見ながら進めていきたいところ。それでも人参だけは大好きで、与えたら与えただけ食べちゃいます。目標レースは2月23日(日)小倉2R 3歳未勝利・牝(芝1200m)、鞍上は丹内祐次騎手を予定しています」
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エスペシャリーの次走は2/23小倉の牝馬限定戦とのこと。これまで芝1400m、1600m、ダート1200m戦を試してきましたが、小倉の芝1200mは悪くない条件だと思いますし、メンバー次第で大きな前進が期待できるかもしれません。
まあ、次走への期待度については追い切りでの動き、厩舎の皆さんの評価によっても変わってきますので、まずは来週、再来週の近況に注目ですが、本馬の場合は追い切るとそれなり以上に動いてしまう面もありますからね。
それに、追い切りでよい動きをするのはとても大切なことながら、現状では走る能力よりレース前のテンションコントロールの方がポイントな気もしますので、そういう点でも競馬場滞在の小倉は良い選択だろうと思います。
ということで、前走のダート挑戦は見事に失敗してしまいましたので、条件を大きく変えた今回で何とかその分を巻き返したいところ。。ジョッキーもテン乗りの丹内騎手になりますし、心機一転、新たなスタートを切りたいですm(_ _)m
【2025/1/6中京2R 3歳未勝利(ダ1200m)でのエスペシャリー:公式HPより】
栗東トレセン在厩のストラテージュは5日、Cウッドを3頭併せで追い切られています。
- 25.02.05 坂井瑠 栗東CW良 6F 87.5-71.0-55.0-38.7-11.9(6) 強めに追う
クランドゥイユ(三未勝)強めの外0.3秒先行0.4秒遅れ
- 25.02.02 助 手 栗東坂良 1回 57.5-41.6-26.6-13.6 馬ナリ余力
- 25.01.29 助 手 栗東坂良 1回 55.2-39.9-25.3-12.5 馬ナリ余力
ルージュシュエット(古馬2勝)馬ナリに2.2秒先行クビ先着
◇坂井騎手のコメント 「ピッチ走法で、息遣いなどを見る限りでは1200や1400mぐらいの短めの距離が向いているように思います。牝馬が気になって仕方がない感じで、まだ馬が若いですよね。デビュー目標は再来週2/22、23の週を予定しています。ダートか芝かについては、『血統面なども考え合わせた上でこれから決めていく』(調教師)ところです」
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最新動画で5日の3頭併せを確認しましたが、強めに追って『クランドゥイユ(三未勝)強めの外0.3秒先行0.4秒遅れ』という以上に見栄えは良くなかったですね。直線で坂井騎手に気合を入れられても反応が薄くてギアが上がらない感じでしたし、ずっと課題と言われてきた『前進気勢』といった点でも物足りなさを感じました。
ただし坂井騎手によれば「牝馬が気になって仕方がない感じでまだ馬が若い」とのことなので、集中して走れるようになれば…といった改善余地はありそうですから、まずは一度実戦を経験させる作戦でOKだろうと思います。まあ、若い男馬ですから牝馬が気になるのは致し方ないところ。私だって若い頃は…みたいな話は関係ないのでやめましょう(^^;)
デビュー戦については、時期は2/22か23とのことですが、具体的なレースはこれから検討するということです。個人的にはダート短距離をイメージしていましたので、ダート1200か1400なら想定通りになりますが、経験を積むという意味では芝でもダートでもどちらでも。。まだ相手関係を気にする段階でもないですし、ジョッキー優先で選んでもらっても構いません。
いずれにしても、ようやくデビュー目前までたどり着いてくれましたからね。。いきなり勝ち負けは難しいかもしれませんが、今まで勉強してきたことをきちんと発揮して、少しでも良いところをアピールして欲しいです!
【栗東トレセン在厩のストラテージュ:公式HP(2025/2/6更新)より】
美浦トレセン在厩のマードラドは6日朝、ウッドを併せ馬で追い切られています。
- 25.02.06 内田博 美南W良 6F 83.5-68.1-53.8-39.7-13.2(6) 馬ナリ余力
マリノフレイヤ(新馬)馬ナリの外0.1秒先行同入
- 25.02.02 助 手 美南坂稍 1回 57.7-43.1-28.1-13.9 馬ナリ余力
◇鈴木慎調教師のコメント 「レース直後ほどではないものの、テンションは相変わらず高め。前走時の返し馬で暴走していたようにまだスイッチがオンしかない馬ですからね。内田博幸騎手によれば、『まだまだ課題は山積だが、前回よりは心身ともに成長を感じる。方向性は悪くない』とのこと。瞬発力ではなく持続性で勝負したほうが良さそうな馬ですよね。選択肢は東京最終週のダート1600mか2100m。現時点で頭が高く、オンオフが作れない走りであることを考えると前者、遺伝子検査の結果(中・長距離)や血統背景を考えれば後者かなと。どちらもベストフィットとは言えませんが、2月23日(日)東京2R 3歳未勝利(ダ2100m)にチャレンジしてみる方向で進めていきたいと思います」
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まず、最新の動画で走りを確認したところ、相変わらず頭が高く危うさをはらんでいる印象で、これで本当に大丈夫かなぁ…というのが偽らざる感想でした。鈴木慎先生も「テンションは相変わらず高め。まだスイッチがオンしかない馬」と仰っていますし、半信半疑というより『不安しかないに近い…』と言うのはさすがに言い過ぎでしょうか(^^;)
でも、そんな時でも心強いのは内田騎手の存在ですよねぇ…。
現状、マードラドに跨って併せ馬に付き合ってくれるだけでも感謝しかないわけですが、さらに「前回よりは心身ともに成長を感じる。方向性は悪くない」と前向きなコメントをしてくれるとは本当にありがたいですm(_ _)m
そんなこんなで目標は2/22、23の東京開催で変更なし。具体的なレースについては22日のダート1600mと23日のダート2100mを並べて検討した結果、気性面を含めた現状課題を考慮するより、本来、この馬が持持つべき適性(潜在能力?)を重視して、23日のダート2100m戦を本線に調整されることになりました。
レース選択については、いろいろ見解が分かれるところかもしれませんが、鈴木慎先生から細かく説明がありましたし、現状のマードラドであればどのレースを選んでも一長一短あるわけで…。
またもや内田騎手頼みになってしまうのは心苦しいところではありますが、まずはパドックを大人しく回ることから始まって、返し馬で暴走しないこと、ゲートをきちんと出ること、他馬に迷惑をかけず、騎手を不安にさせずに普通に回ってくること…といった一連の流れをしっかりこなして欲しいと思います。
【美浦トレセン在厩のマードラド:公式HP(2025/2/6更新)より】