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【キングオブハーツ】溢れる期待と責任感! 野中調教師ITV.

2017-08-12 06:13:15 | 引退馬
公式HPに野中調教師のインタビューが掲載されました!
かなり長いインタビューで、前編後編の二部構成になっていますが、今回はその前編、『野中賢二調教師インタビュー(前編:入厩直前キングオブハーツ!)』の中から、キングオブハーツに関する部分ついての感想を書いてみたいと思います。

---以下、野中調教師のキングオブハーツに対する主なコメント
■(現状での評価としては)遅生まれで馬が緩めだった割りにはペースが上がってきたし、何よりも繋ぎなどがすごく柔らかい。繋ぎの長さと柔らかさは独特で、化ける可能性があると思っている。
■(ハーツクライ産駒の特徴をどう見るかについては)脚が曲がっていたりするケースもあるが、この馬は脚も綺麗。スピードのあるハーツクライ産駒なので、いいのではないかと思う。
■(遺伝子型が短距離適性のC・C型なのは)意外。胴の長さ的には短距離向きかなと思うが、繋ぎや馬体からは結構距離が持ちそうで、ハーツのスピードタイプとして1800くらいまで持ってくれれば。実際には、厩舎に入ってからの動きや瞬発力で判断していきたい。
■(現在の動きについては)動きは柔らかく、最初よりしっかりしてきた。球節の沈下が前はきつすぎたが、歩きの動画で分かるように、調教が進むにつれて筋力がしっかりしてきて球節の沈み込みも少なくなった。
■(入厩は)順調にいけば9月中。どこかでワンクッション入れると馬を作り直さなくてはいけないケースがあるので、(馬房の関係はあるけれど)可能ならば直接入れたい。
■(ゲート試験後に放牧を挟むかどうかについては)馬の個性による部分が大きい。ただ、ゲート試験に合格すると会員の期待も高まるので、やはりそのまま走った方がわくわくすると思う。
(本音では)負担のかかるゲート試験は身体が出来てからやりたい。慌てて試験を受けさせるのではなく、身体を作ってから、レースに出す直前(使う週)に受けてもイイぐらいだと思っている。
■(デビュー時期については)9月に入厩して順調なら11月頃が目標。
■(勝てるかどうか、どこまでいけるかについては)勝たせます!勝たせます!!
■(クレッシェンドラヴとの比較について)おしりの形などは似ている。背中の長さはキングオブハーツの方が走る長さ(笑)。全体のバランスはキングオブハーツがいい気がするが、クレッシェンドラヴは背中も胴も長いので、比べればキングオブハーツはクレッシェンドラヴより短い距離向きだと思う。
---

全体の印象として、野中調教師は慎重で真面目な先生と思っていましたが、実際には、日ごろ外に向けては闘志を内に秘めているだけで、かなり熱い心を持った厳しい先生なのではと感じました。
その野中調教師が、今回のインタビューではかなり具体的なことも話しておられますし、キングオブハーツに対して高い評価と大きな期待を持っておられることが、ヒシヒシと伝わってくる内容だと思います。

ただやはり、確信のないことをリップサービス的にコメントするのはあまりお好きではないようで、「勝たせます!!」とのコメントも、『自分にはこの馬を勝たせる責任がある』との思いの現れのように感じられますし、軽々しく「オープン、重賞まで行けるのでは」などとは仰らないんですよね。
手元で進めていない馬に確信がないのは当たり前と言えばそうですし、その野中先生がご自身の経験上、『この素質がある馬を未勝利では終わらせない』という意味のコメントをしてくれただけでも良しとしましょう(^^)

具体的に面白かったのはゲート試験に関する話。
トレセンに入厩したら、まずはゲート試験をクリアしてそれから…、と私も当たり前のように考えていましたが、練習も試験も精神的肉体的に非常に負荷がかかるとのことで、身体が出来てからやりたいとのこと。
さすがに使う週に受験するのは難しいでしょうが、これから野中厩舎の馬が入厩後にすぐに受験をしなくても、『一体どうしたんだろう?』などとは思わずに、安心して見守ることが出来そうです。

それから兄、クレッシェンドラヴとの比較では…。
キングオブハーツの方が走りそうとの話は半分冗談としても、満更全てが冗談とも言えないムードがあるのは、ご自身が期待した通りに成長をしてきたキングオブハーツに対する期待と高揚感があるからこそだと思います。
まあ、よくよく読み返すと、兄よりは短い距離に適性がありそう、みたいな話だけなんですけどね(^^ゞ

キングオブハーツの特徴については、(これは何度も書いていますが)私が見ても分かるほど独特の柔らかさ、バネを感じさせる歩き姿に対する評価がとても高いですよね。
“柔らかさ”は“緩さ”に通じる部分でもありますが、ずっと順調にトレーニングが積めてきたお陰で必要な筋肉がついてきて、“緩さ”が解消する中で“イイ意味での柔らかさ”が際立ってきたという事ではないでしょうか。
出資を決めた時には、『この馬はイチかバチかの要素がある』と思ったものですが、今のところ私の希望通り、イチかバチかの良い方に向いて進んでくれているような気がします(^^)

いずれにしても、野中調教師がキングオブハーツに大きな期待をしてくれていること、この馬を必ず活躍させるという強い思いを持ってくれていることが、とてもよく伝わるインタビューだったと思います。
これで9月の入厩、その後の調教と11月頃のデビューが益々楽しみになってきました。
いやぁ、何と言いますか、今か今かと一週間待った甲斐がある企画、ありがとうございました(^^ゞ

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*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。


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2 Comments

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今段階で (ジャック)
2017-08-13 01:38:39
こんばんは

もし特典5000pt行使するなら
キングオブハーツ!と決まりました。

CTと遺伝子が出てるが
距離は持ちそうとのことなので
新馬勝ち→毎日杯(毎日さかずき)→
NHKマイルあたりを妄想してます。
返信する
Unknown (Az)
2017-08-13 06:36:15
>ジャックさん

おはようございます。

遺伝子C・C型は意外でしたが、マイルで勝負が出来るハーツクライ産駒も(ジャスタウェイっぽくて)面白いです。
もしも春に間に合うとしたら、私もマイルカップの路線だと思います(^^)
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