美浦トレセン在厩のセントアイヴスは、週明けにフレグモーネを発症したため、やむなく近々での出走を見送ることになりました。
◇中舘調教師のコメント 「先週末よりコース入りを再開し、日曜日には速めを消化しましたが、月曜日の夜になって左後肢にフレグモーネの症状を確認。すぐに獣医師に処置してもらい、現在は体温等も含めて様子を見守っているところです。前走以降の経緯を考えますと、まだ芯から疲れが抜けきっていないということなのかもしれません。14日から調教を休止している関係もあり、ひとまず今週末の出走は回避。場合によっては一度放牧を挟んであげることも検討します」
*フレグモーネ(競馬用語辞典):JRA
皮下の組織に見られる急性の化膿性疾患である。化膿を起こす細菌は、外傷部位から侵入することが大半である。馬では病勢のテンポは極めて早く、一夜のうちに馬の肢が腫れ上がることも稀ではなく、激しい疼痛を伴う。早期発見、早期治療が肝心である。
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JRAの調教データを見ても、火曜、水曜と坂路にもウッドにも入った形跡がなく気になっていましたが、18日の東京6Rをめざしていたセントアイヴスが、フレグモーネ発症により出走を回避することになりました。フレグモーネは防ぎようがないものが大半なので、今回はツキがなかったと思って切り替えるしかありません。
ただ、中館先生が「場合によっては一度放牧を挟むことも検討」と仰っているということは、逆に、放牧せずに済む可能性があるということ(多分)。。どのくらい休むことになるかは、結局のところ患部の状態、回復次第になりますが、できるだけ早く良くなってくれることを祈ります。(少なくとも早期発見、早期治療はできたわけですから…)
でもまあ、ある程度のメドがついたあとは、普通は一旦放牧だと思うんですよねぇ…。調教できない馬をトレセンに置いていても仕方がないですし…。もしも疲れがたまっているとしたら、ここで休みを挟んでリセットした方が良いかもしれませんしね…。そのあたりも含め、ひとまず今後の情報に注目していきますm(_ _)m
【2023/1/29東京2R 3歳未勝利(ダ2100m)でのセントアイヴス:公式HPより】
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