前回に引き続き、「陶芸の楽しさ」の話を、致します。
3) 手捻りと、電動轆轤
④ 電動轆轤(ろくろ)
) 電動轆轤は、独学では、技術習得は、出来ません。
a) 確かな指導者を、持たない場合でも、他の人の、轆轤作業を、見よう見真似で、技術を、
盗み見て、取得しているはずです。
b) 上達の早道は、指導者(先生)を見つける事です。
c) 轆轤の技術や、方法は、統一的な基準は有りません。地方や、指導者によって、千差万別です。
土練りの仕方、轆轤の回転方向、土殺し、手や指の使い方、土の伸ばし方、形の造り方、
へらの使い方、底削りの仕方、「カンナ」や「削りベラ」の使い方、その他、轆轤作業に関る、
全ての事項で、やり方、方法が、色々有ります。
例として、土練りについて述べると。
イ) 手で練る場合と、土練機を使う方法が有ります。
大量に使う場合には、土練機や、足で練るりますが、一般的には、手で練ります。
ロ) 練る量も、5Kg以上、2~3Kg、1Kg 程度と、色々有ります。
初心者は、1Kg程度が、最適です。多量に練る事は、困難です。
ハ) 手で練る際に、荒練をする場合と、荒練りを、しない場合も有ります。
市販されている粘土を、利用する場合には、不用です。(再生土は、除く)
ニ) 菊練は、電動轆轤では、必須条件ですが、右手を主に、使う方法と、左手を主に、
使う方法が有ります。(利き手とは、関係ありません。)
ホ) 練り方も、一方向に練って、終わる場合と、一度練った土の、天地を逆にして、
再度練る方法も、有ります。
へ) 練る回数も、30~40回程度から、100回程度練る場合も、あります。
ト) 練った土を、轆轤上に、据える場合でも、練り上がり、そのままを、載せる場合と、
天地逆に載せる、方法が有ります。以上の様に、やり方は、統一的ではありません。
それぞれのやり方には、各々、それなりの、言い分が有りますが・・・。
d) 陶芸のやり方は、千差万別ですから、指導者を変える事は、得策では有りません。
少々不満があっても、ある期間は、同じ指導者に、指導してもらう事です。
・ 教える側からも、異なった技術(悪く言えば、癖、他の場所で、取得した技術)を持った方の、
指導は、やり難い物です。
・ 同様に、書籍などに書かれた、轆轤技法を、参考にした場合、著者によって、バラバラです。
それ故、これらの書籍を見る事は、害に成る事すら有ります。
・ 指導者を変えたり、指導者から離れたり、する場合や、書籍(技術書)から、知識を得るのは、
ある程度、自分なりの、技術を身につけてからの方が、望ましいです。
さもないと、どの方法が、自分にとって、一番良いのかの、判断が出来ず、中途半端に成る、
恐れも有ります。
以下次回に続きます。
タイトルの、「陶芸の楽しさ」から、話が横道に、逸れてしまいましたが、元に戻したいと、思います。
3) 手捻りと、電動轆轤
④ 電動轆轤(ろくろ)
) 電動轆轤は、独学では、技術習得は、出来ません。
a) 確かな指導者を、持たない場合でも、他の人の、轆轤作業を、見よう見真似で、技術を、
盗み見て、取得しているはずです。
b) 上達の早道は、指導者(先生)を見つける事です。
c) 轆轤の技術や、方法は、統一的な基準は有りません。地方や、指導者によって、千差万別です。
土練りの仕方、轆轤の回転方向、土殺し、手や指の使い方、土の伸ばし方、形の造り方、
へらの使い方、底削りの仕方、「カンナ」や「削りベラ」の使い方、その他、轆轤作業に関る、
全ての事項で、やり方、方法が、色々有ります。
例として、土練りについて述べると。
イ) 手で練る場合と、土練機を使う方法が有ります。
大量に使う場合には、土練機や、足で練るりますが、一般的には、手で練ります。
ロ) 練る量も、5Kg以上、2~3Kg、1Kg 程度と、色々有ります。
初心者は、1Kg程度が、最適です。多量に練る事は、困難です。
ハ) 手で練る際に、荒練をする場合と、荒練りを、しない場合も有ります。
市販されている粘土を、利用する場合には、不用です。(再生土は、除く)
ニ) 菊練は、電動轆轤では、必須条件ですが、右手を主に、使う方法と、左手を主に、
使う方法が有ります。(利き手とは、関係ありません。)
ホ) 練り方も、一方向に練って、終わる場合と、一度練った土の、天地を逆にして、
再度練る方法も、有ります。
へ) 練る回数も、30~40回程度から、100回程度練る場合も、あります。
ト) 練った土を、轆轤上に、据える場合でも、練り上がり、そのままを、載せる場合と、
天地逆に載せる、方法が有ります。以上の様に、やり方は、統一的ではありません。
それぞれのやり方には、各々、それなりの、言い分が有りますが・・・。
d) 陶芸のやり方は、千差万別ですから、指導者を変える事は、得策では有りません。
少々不満があっても、ある期間は、同じ指導者に、指導してもらう事です。
・ 教える側からも、異なった技術(悪く言えば、癖、他の場所で、取得した技術)を持った方の、
指導は、やり難い物です。
・ 同様に、書籍などに書かれた、轆轤技法を、参考にした場合、著者によって、バラバラです。
それ故、これらの書籍を見る事は、害に成る事すら有ります。
・ 指導者を変えたり、指導者から離れたり、する場合や、書籍(技術書)から、知識を得るのは、
ある程度、自分なりの、技術を身につけてからの方が、望ましいです。
さもないと、どの方法が、自分にとって、一番良いのかの、判断が出来ず、中途半端に成る、
恐れも有ります。
以下次回に続きます。
タイトルの、「陶芸の楽しさ」から、話が横道に、逸れてしまいましたが、元に戻したいと、思います。