わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

陶芸の楽しさ 5

2010-02-10 22:18:33 | 陶芸のすすめ
「陶芸の楽しさ」に付いて、述べます。(陶芸をされている方には、既にご承知の事ばかりですが。)

1) 「陶芸の楽しさ」の第一は、自分の造りたいものが、形になって、現れる事です。

   勿論、それなりの、修行が必要に成りますが、その修行も、又楽しい物ですし、少しずつでも、

   陶芸技術が、上達していくのが、解かる事は、嬉しい物です。

   粘土の、触感も気持ち良く、感じられます。

2) 陶芸には、形を造る事以外に、釉薬を掛けたり、絵付けや、書を描いたり、色々な装飾を施したり、

   彫刻、化粧掛け等、範囲は、広いですので、自分の得意な分野に、のめり込む、場合も有ります。

3) 陶芸は、実用性も大きな要因です。

   実際に使える物で、しかも、壊さなければ、半永久的に、使える物です。

   焼き物の、守備範囲も、食器類、花瓶類、壷類、茶道の道具類、置物、人形、その他のアート

   として、利用できます。日常使う物から、特殊な物まで、多種多様です。

4) 材料である、粘土は勿論、用具、釉薬、陶芸窯も、手に入り易くなり、陶芸を教えてくれる所も、

   各地に有ります。最近では、割合簡単に、始める事が、出来る様に成りました。

5) 人に見せる、贈る喜びも有ります。

   自分の造った食器類に、自分で造った、料理を盛り付け、家族と一緒に、食事をする事も、喜びです。

  ・ 近頃、友人の結婚式や、両親の誕生日の、プレゼントとして、自分で造った、手造りの陶器を、

    選ぶ人も多くなりました。

   (先日も、3人の男性が見えて、夫婦茶碗1組、徳利とぐい呑み2個、ビールグラス2個を、分担して、

    体験轆轤で、造っていきました。友人の結婚式の、贈り物との事です。)

6) 陶芸の世界は、奥が深い事です。

   どんな世界でも、その気に成れば、奥が深い物ですが、陶芸の世界でも、形、装飾、釉薬、焼きと、

   やるべき事項は、多いです。一生掛かっても、ある1分野が、成功するかどうかの、世界です。

7) 指先を使う事から、健康(特に、ボケ防止)にも、良いと言われています。

   人間は、手を自由に使い、物を作る事が出来る、唯一の動物です。手を使う事は、言葉を発する

   (おしゃべり)のと、 同程度に、脳を刺激します。

    楽しみながら、手を動かす事は、苦に成りません。

陶芸をやりたい方は、多いですが、中々第一歩が、踏み出せない人が、多く見受けられます。

陶芸は楽しい遊びですので、是非楽しんで下さい。

 以上にて「陶芸の楽しさ」の、話を終わりにします。


 次回より、別のテーマで、お話したいと、思います。

   
 
コメント
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