電動轆轤の失敗、特に初心者が、失敗し易い事項について、その対策を含めて、お話いたします。
1) 土殺しが、上手く出来ない。
菊練が終わり、轆轤上に土を、据えたら、土殺しと成ります。
この土殺しが、不十分ですと、その後の作業が、難しく、作品が上手く出来ません。
土殺しに、不安のある方は、指導者に、確認して貰うと、良いでしょう。
適当に、済ませてしまうと、後で泣きを見る可能性も、あります。
① 多量の土(3Kg以上)を、轆轤上に据え、必要な量を、上から取り、作品を順次造っていく方法と、
作品1個分の土を、轆轤に据える、方法が有ります。
) テレビで、放送している、轆轤作業を見ると、前者の方法を、取っています。
この方法は、陶芸の職人や、同じ作品を、多量に造る場合に、取る方法で、次々に作品を造る
場合に、適する方法です、必ずしも、一般的な方法ではありません。
テレビ放送で、この方法を取っているのは、見栄えを良くする為とも、思われます。
) 特に、一回の轆轤作業で、多種類の作品を造る、一般の方は、1個分の土の量を測り、
轆轤に据える方が、適していると思われます。
これだと、土取りが一定しない、と言う欠点も有りませんし、底の肉厚も、測り易いです。
必要量(グラム数)を、揃えて、轆轤上に据えれば、大きさも、揃い易く、造り易いと、
思います。
(勿論、どの様にするかわ、最初に習った事が、習慣的に成ている物と、思われます。)
② 土殺しの、主な目的は、土を轆轤の中心に、移動させる事です。(センター出し)
最初から、土が轆轤の中心に載る事は、難しい事で、土殺しで、中心を出します。
①で述べた、多量に土を据える場合には、必要な土の量の、1.5倍程度、土殺しが終ていれば、
良いのですが、後者の場合には、土全体が、土殺しの対象に成ります。
③ 土殺しの失敗で、多い事は、土を「ネジ切」って、仕舞う事です。
原因は、手が滑らない事と、力の配分が、不適当な事、及び、手がスムーズに、上に移動しない
為です。
) 手が滑らない理由は、十分土から「ドベ」が、出ていない為で、水不足が原因です。
特に初心者は、力の入れ具合が、良く解からず、力任せに、土を絞り上げようとし、
土表面より、「どべ」を剥ぎ取って、仕舞いがちです。
) 手が滑らないと、土の抵抗も増し、手はスムーズに、移動できず、一箇所に停滞します。
停滞した部分を、長く締め続げると、その部分から、土がネジ切れます。
以下、土殺しの、失敗に付いて、次回に続きます。
1) 土殺しが、上手く出来ない。
菊練が終わり、轆轤上に土を、据えたら、土殺しと成ります。
この土殺しが、不十分ですと、その後の作業が、難しく、作品が上手く出来ません。
土殺しに、不安のある方は、指導者に、確認して貰うと、良いでしょう。
適当に、済ませてしまうと、後で泣きを見る可能性も、あります。
① 多量の土(3Kg以上)を、轆轤上に据え、必要な量を、上から取り、作品を順次造っていく方法と、
作品1個分の土を、轆轤に据える、方法が有ります。
) テレビで、放送している、轆轤作業を見ると、前者の方法を、取っています。
この方法は、陶芸の職人や、同じ作品を、多量に造る場合に、取る方法で、次々に作品を造る
場合に、適する方法です、必ずしも、一般的な方法ではありません。
テレビ放送で、この方法を取っているのは、見栄えを良くする為とも、思われます。
) 特に、一回の轆轤作業で、多種類の作品を造る、一般の方は、1個分の土の量を測り、
轆轤に据える方が、適していると思われます。
これだと、土取りが一定しない、と言う欠点も有りませんし、底の肉厚も、測り易いです。
必要量(グラム数)を、揃えて、轆轤上に据えれば、大きさも、揃い易く、造り易いと、
思います。
(勿論、どの様にするかわ、最初に習った事が、習慣的に成ている物と、思われます。)
② 土殺しの、主な目的は、土を轆轤の中心に、移動させる事です。(センター出し)
最初から、土が轆轤の中心に載る事は、難しい事で、土殺しで、中心を出します。
①で述べた、多量に土を据える場合には、必要な土の量の、1.5倍程度、土殺しが終ていれば、
良いのですが、後者の場合には、土全体が、土殺しの対象に成ります。
③ 土殺しの失敗で、多い事は、土を「ネジ切」って、仕舞う事です。
原因は、手が滑らない事と、力の配分が、不適当な事、及び、手がスムーズに、上に移動しない
為です。
) 手が滑らない理由は、十分土から「ドベ」が、出ていない為で、水不足が原因です。
特に初心者は、力の入れ具合が、良く解からず、力任せに、土を絞り上げようとし、
土表面より、「どべ」を剥ぎ取って、仕舞いがちです。
) 手が滑らないと、土の抵抗も増し、手はスムーズに、移動できず、一箇所に停滞します。
停滞した部分を、長く締め続げると、その部分から、土がネジ切れます。
以下、土殺しの、失敗に付いて、次回に続きます。