東奔西歩の 『出路迦芽』 写真館

『人も歩けば...』でデジカメ片手に東奔西歩し出会ったお気に入りの写真と日々変化する富士山の写真をお届けします。

山頂は360°の大展望 赤トンボ乱舞の「花の百名山」入笠山

2007年08月25日 | 日帰り山歩・WALK
 8月25日(土)の今日は、朝起きて窓の外を見ると富士山は雲の中で、富士登山は諦めて、最後の青春18切符を使って富士駅始発の5:22の身延線の列車に乗り甲府駅で中央本線松本行きの電車に乗り換えて富士見駅で下車し、「花の百名山」入笠山を訪れました。
 富士見パノラマリゾートまでは富士見駅発10時の無料の送迎バスがあり、ゴンドラで標高1700m近くまで一気に登り山頂駅には10:24に到着しました。
 山頂駅から入笠湿原を経てマナスル山荘がある御所平峠までのんびりと歩き、ここから表登山道を一汗かいて登り11:37に到着した1955mの入笠山山頂からは諏訪湖、北アルプス、南アルプス、富士山、八ヶ岳と空気が澄んだ日には360°の大展望が楽しめます。
 到着した時は残念ながら八ヶ岳の山頂付近には雲がかかっていましたが青空が広がり、槍ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、雲の上に頭を出す富士山が目を楽しませてくれました。
幼稚園の遠足の園児から年配の登山者まで手軽に登れ素晴らしい展望が楽しめる入笠山山頂はたくさんの人で賑わっていました。
1時間ばかり山頂でのんびりと過ごしていると、雲は上に流れて、雲の下に八ヶ岳は全容を現してくれました。
 花は、今の時期は少し少ない感じでしたがコオニユリ、マツムソウ、サワギキョウなどが歓迎してくれ、花を求めて蝶がやってきて、山頂ではたくさんの赤トンボが乱舞しており、風景写真に写り込んでいました。
 名残を惜しんで13:11に下山を開始し、写真撮影を楽しみながらゴンドラ山頂駅へと向かい、八ヶ岳の展望を楽しみながら10分くらい時間調整をして、ゴンドラに乗り込み眼下に八ヶ岳を眺めながら下界に下っていると、右手にバラグライダーの空中散歩が見え、下に目をやるとMTBが気持ちよく下っているのが見え、ゴンドラの中からも写真撮影が楽しめました。
 15時発富士見駅行きの送迎バスに余裕で間に合い、富士見駅発15:37の電車に乗り込み、甲府駅で身延線の電車に乗り換えて富士駅には19:25に到着し、5枚目の青春18切符もしっかり楽しむことが出来ました。


①山頂駅へと向かうゴンドラより振り向いて望む八ヶ岳 ※ゴンドラ往復1400円(割引券使用)


②ノハラアザミに留まるアサギマダラ;入笠湿原入り口


③サワギキョウに留まるルリボシヤンマ?:入笠湿原



④青空歓迎の大勢の人で賑わう入笠山山頂 遠足の子供達も元気いっぱい登ってきていた。


⑤指を出すと留まる赤トンボ  山頂ではたくさんの赤トンボが乱舞!


⑥入笠山山頂より望む八ヶ岳連峰の展望


⑦入笠山山頂より望む槍ヶ岳~穂高岳の北アルプスの展望


⑧コオニユリに留まる仲の良いモンシロチョウペアー:御所平峠~入笠湿原


⑨下りのゴンドラより望む富士山をバックに空中散歩を楽しむパラグライダー

<撮影データ>
  撮影月日:2007年8月25日(土)
  撮影場所:富士見駅~入笠山:長野県富士見町

<参照HP> 富士見パノラマリゾート