善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

下諏訪温泉の旅(16)・旧中山道の名残

2010年02月09日 | 温泉

下諏訪は旧中山道と甲州道(甲州街道)の合流点でもあるので、古い街道の跡がかなりいろいろと保存されています。

たとえば旅館や民家も古い建物が多く残されています。

(下諏訪宿本陣)

下諏訪宿本陣は立派な門構えの古い建物です。

(下諏訪町歴史民増資料館)

下諏訪町歴史民増資料館も古い旅館の建物を利用しています。

(下諏訪町歴史民増資料館裏口)

この近くには、古い旅館や民家が現役で立派に生きています。

(道しるべ)

旧中山道と甲州道(旧甲州街道)の合流点の道しるべも、何やら年代物らしい感じです。

また、旧高札場跡には、古い高札が何枚か掲げられていました。

(旧高札場跡の銘板)


(高札の一例)

『 定
 きりしたん宗門の累年御禁制
 たり、自然不審成ものこれありは
 申出べし、御ほうびとして、
   ばてれんの訴人  銀五百枚
   いるまんの訴人  銀三百枚、
   立かへり者の訴人 同断
   同宿拝宗門の訴人 銀百枚

 右之通下さるへし・・・
 ・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・

      正徳元年五月  
            奉行 』


ということなのでしょうか?。 「ばてれん」とは神父、「いるまん」とは修道士、「立かへる者」とは戻り信者のことだとネットの検索で教えられました。

ぶらびら歩きも楽しい下諏訪温泉です。

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