(この旅は2015年5月連休の宮崎/鹿児島県の霧島周辺の旅の記録です)
嘉例川駅で吉松駅行き列車を待ってると、所定の時間に吉松駅行き列車が来ました。
(吉松駅行き列車)
車内は空いていました。
先頭に行って運転席を見ると、昭和56年の製造で、メーカーは富士重工業とのことでした。
(運転席)
大隅横川駅も嘉例川駅と同時代の古い木造の駅です。
手製の小さな鯉のぼりがたくさん飾られていました。
地元の人に愛されているのでいるのでしょうね。
(大隅横川駅)
吉松駅に着くと隣に赤い車両が停車中でした。車両には「いさぶろう・しんぺい」と銘板が打ち込まれています。
(いさぶろう・しんぺい号)
いさぶろう・しんぺい号は人吉と吉松を結ぶ観光列車だそうです。
この区間は、日本三大車窓と呼ばれる区間で「矢岳越えを始めとして車窓の良さに定評ある」区間なので、特別に製造されたのだそうです。
(いさぶろう・しんぺい号)
「いさぶろう」は人吉駅 - 吉松駅間が建設された当時の逓信大臣山縣伊三郎の名前を、「しんぺい」は同区間開業当時の鉄道院総裁であった後藤新平の名前からとったもので、矢岳第一トンネルの矢岳方入口に山縣の「天険若夷」、吉松方に後藤の「引重致遠」の扁額が残ることにちなむものだそうです。
それぞれ揮毫者の名を冠する列車が揮毫した扁額に向かって走る形となったのですが、現在は二両編成にしてのだそうです。
(いさぶろう・しんぺいウィキペディアより)
(吉松駅)
吉松駅では列車の看板を掛け替えて都城行きになったので乗り換える必要はありませんでした。
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