毎年元日の朝は散歩を兼ねて近所の禅寺常楽寺に初詣をします。
初詣といっても、初日の出の時間帯の早暁の写真を撮るだけの話ですが、何となく厳かな気分になるので毎年写真を撮り溜めています。
常楽寺の山門は茅葺きで、北条の家紋を染めた幔幕を張り、明るくなるまで電灯が灯っています。
(常楽寺山門)
(常楽寺山門扁額)
それから仏殿にお参りします。
仏殿も古い木造の建物で、内部は薄暗いのですが、灯が灯り、おぼろげながら仏像をお参りすることが出来ます。
(常楽寺仏殿)
ご本尊は阿弥陀如来座像です。
脇侍の観音菩薩像、勢至菩薩像は修復中とのことでお参りできません。
(仏殿内部-阿弥陀如来座像)
隣にある茅葺きの文殊堂もお参りします。
孫たちの学業成就を祈ります。
毎年一月末には文殊祭りが開催され、多くの人で賑わいます。文殊祭りは、近所の建長寺派の禅寺から十数人のご住職が集まります。大般若経を賑やかに唱え、半ば過ぎに常楽寺のご住職がでてきて見物人に功徳を授け、その後なにやらお経が続いて終わりになります。
(常楽寺文殊堂)
(文殊堂の提灯)
お参りしているうちにすっかり明るくなり、家路につきます。
自宅は直ぐ近くなのでほんの30分ほどの散歩です。