善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・はまゆう

2019年08月13日 | 鎌倉


#はまゆう

はまゆうは日照りに強く、今年(2019年)のように梅雨明け前から一滴も雨の降らない年には生き生きとしています。

この近くでは、ご近所さんの玄関先に数株、自宅のブロック塀沿いに二株のはまゆうがあります。

(ご近所さんのはまゆう)

家には、ブロック塀と玄関のアプローチの間の空き地に二株のはまゆうがあります。

(家のブロック塀沿いのはまゆう)

はまゆうは株が年を経るにつれて、一株に何本かの花茎をつけます。

一本の花茎にはおよそ二十ほどの花が付きます。
下のはまゆうの場合、開いている花は一つで、他の花は白色もしくはクリーム色の花被片の中に有ります。
花被片

(はまゆうの花1)

花は数日で枯れ始めますが、二十ほどある花被片が次々と開花するので、花の寿命が長く感じられるのです

(はまゆうの花2)

はまゆうの花の内部は繊細です。

花びらが6弁でオシベが6本、中央にメシベがあります。
オシベの先端は鳶口型になっており、黄色い花粉が付いています。

(はまゆうの花3)


(はまゆうの花4)

はまゆうには、たまに、昆虫が寄ってきますが、蜜は少ないようで長居はしません。

蟻が蜜を吸いに来ているのは撮った写真を見ていて気がつきました。

(アリ)