#季節のせめぎ合い
9月も終わり近くですが、夏の暑さが残る一方、秋の気配もそこここに感じられます。
大きな木は暦通りに秋に傾き、小さな草花はそのときどきの気温や日照で秋になったり夏が残ったりしています。
例えば隣家の柿の木です。
(隣家の柿の木)

この柿の木は台風15号で葉が落ちて一足飛びに秋になりました。
いつも通る散歩道のドングリも秋そのものです。
(散歩道のクヌギの木のドングリ)

姫柚子はそろそろ色づこうかと考えているようです。
(姫柚子の木)

コムラサキシキブは完全に色づきました。
(コムラサキシキブ)

一方、草花は気温や日照に敏感で、気温に応じて芽を出したり花が咲いたりします。
ヤブランは花盛りです。
(ヤブラン)

コルチカム(イヌサフラン)は花が咲き始めました。
(コルチカム)

ヒガンバナは芽がでてきました。
(ヒガンバナ)

昆虫たちはさらに温度に敏感です。
どのように蜜を感知するのか分かりませんが、蜜のありそうな花に飛びついて、せっせと、熱心に蜜をあさっています。
(ツマグロヒョウモン?)

(イチモンジセセリ)

風で花がゆれても、しっかりと花にしがみついて蜜をあさる姿は感動を覚えるほどです。
この夏は暑さが厳しく、大型台風も多かった年でした。まだまだ油断は禁物ですが、地球の温暖化の影響とも云われています。
温暖化をストップするにはどうしたらよいのか。課題は山ほどありそうです。