赤倉野天風呂滝の湯にゆっくり浸かた後、予約した香嶽楼に行く途中に赤倉足湯公園がありました。
無料足湯は今時どこの温泉場でも珍しくはありませんが、赤倉温泉の足湯公園には、赤倉温泉の開湯の歴史を書いた看板が目につきました。
(赤倉足湯公園)
(赤倉足湯公園2)
赤倉温泉は、江戸時代文化13年(1816年)に村人が、越後藩主榊原政令(まさのり)に温泉場開発の願いを出したのがはじまりです。
村人たちは温泉買い入れ金の800両と関温泉に対する迷惑料300両を、当時妙高山を領有していた宝蔵院(現関山神社)に支払うことを条件に許可を得て、文化13年に着工し、同年9月に引湯に成功し、共同浴場二箇所が出来上がったとのことです。た。引湯にあたっては、佐渡,越中より大竹をとりよせ、妙高山地獄谷より7キロの距離を500本の大竹で結んだのだそうです。
その間の総経費は3、120両2朱と拝借米2000表、さらに温泉宿の建設、新田開発などに2、161両という壮大なプロジェクトに発展したとのことで、高田藩と地元の官民共同事業ということになるのでしょうか?。
(赤倉温泉の成り立ち・説明板)
これを読んで、あだやおろそかにこの温泉が元気を失うようなことが無いよう、地元の宿も、観光業に携わる人たちも、がんばってもらいたいという気持ちになりました。
ぶらっと妙高号が乗客を無視するなどとんでもない話です。
(シオンの花)
おりしも、赤倉足湯公園にはシオンの花が咲き乱れていました。
シオンの花言葉は「君を忘れず」、「ご機嫌よう」、「追憶」です。
詳細は下記のホームページからどうぞ
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