この日予約してある宿は乳頭温泉郷の中程にある大釜温泉です。
羽後交通の路線バスの終点の真ん前です。
「アルパこまくさ」の前のバス停には定刻通りバスが着きました。
一部の人が下り、残った10人ほどが乳頭温泉郷に向かいました。
途中、「休暇村 乳頭温泉郷」で数人降り、終点で7~8人が降りました。
蟹場温泉と大釜温泉の宿泊客です。
(大釜温泉)
(大釜温泉の建物の由来)
大釜温泉は火事に見舞われ、廃校になった小学校の校舎を払い下げてもらい旅館に仕立てたとの事です。
館内の小学校らしさといえば、食堂に職員室という木札が掛かって居るぐらいで、あとは廊下の広さでしょうか?。
客室は全く旅館そのものです。
風呂場は一階の帳場の奥にあります。
脱衣場は温泉宿らしく広くて清潔でした。
内湯は石造りで結構広く、15~6人程度が入れるでしょうか。
(大釜温泉男性内湯)
やや白濁の湯は加水によって適温でした。
泉質は酸性・含鉄(Ⅱ)-アルミニウム-硫酸塩泉(旧名:酸性含鉄明礬泉)です。
明礬泉て結構珍しいですよね。
源泉は泉温 94.7度とのこと。
なめると渋みと酸っぱみがあり、若干の硫黄臭がします。
窓の外は露天風呂です。
露天風呂は大小二つの浴槽があります。
(大釜温泉男性露天風呂)
(露天風呂小浴槽)
景観は目隠しによって良くありませんが、目隠しの塀の上から原生林の木々が見えます。
開放感のある露天風呂です。
(脱衣場)
詳細は下記のホームページからどうぞ
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