愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

平針城 名古屋市天白区

2014年09月23日 17時48分32秒 | 名古屋市天白区
灯台もと暗し




神田公園

 私が以前住んでいた平針にも、お城があった。しかもすぐ近くの「神田(じんでん)公園」。平針城は2つあって、ひとつは、この神田公園(または郷の島公園)にあったらしいのです。もうひとつは、原中学校の近くらしいです。城下公園というのがあって、その辺らしいです。



小野田勘六
 神田公園の城主は小野田勘六とか言う人で、越後の上杉家の家臣であったが浪人となり、この地で城を持つ身にまでなったといいます。天白川がすぐ北を流れていて、天然の堀の役割をしていたそうです。また、この城のすぐ南には、平針街道が走っており、交通の要衝でもあったようです。
 
 まさに「灯台もと暗し」です。神田公園は子どもといっしょに遊んだ場所です。こんなところにお城があったとはびっくりしました。

秋葉山慈眼寺


 その小野田勘六のお墓が近くの秋葉山慈眼寺にあるというので行ってみました。
 しかし、ぐるっと2回ほど探してみましたが見つかりませんでした。ちょうど今日は彼岸でお墓参りをしていらっしゃる方が見えていましたので、その方にも聞いてみましたが、分かりませんでした。残念。代わりに近代明治以降の戦没者の慰霊碑がありました。



桶狭間の戦いで織田信長が戦勝祈願
 なお、名古屋市教育委員会によれば、織田信長が桶狭間の戦いのおりに、この秋葉山に戦勝祈願に来ているそうです。


安い農業センターのコーヒー
 途中、名古屋市の施設「農業センター」に立ち寄り休憩しました。すると、なんとコーヒーに「モーニング」(トーストとゆでたまご)が付いて、280円でした。安い。

荒木集成館 名古屋市天白区

2013年06月02日 17時58分52秒 | 名古屋市天白区
緑区の歴史をもっと知りたいとネットで調べていたところ、「みどりの歴史を訪ねて鳴海編」という書物を見つけ、それが名古屋市天白区の「荒木集成館」というところにおいてあるということで、今日(6月2日)は、さっそく荒木集成館に行ってみました。

画像は、「荒木集成館」のHPを使用しました。

行ってみると、女性の方が玄関からちょうど出てきたところで、「見学できますか」と聞くと、「どうぞ、どうぞ」と、とてもにこやかに応対していただきました。
その方は、「一ノ瀬芳翠(いちのせ ほうすい)」という立派な書道作家の方でした。
今ちょうど「文房四宝―書家の机まわり―一ノ瀬芳翠収集品」という特別展示をしていて、その一ノ瀬さんから直接展示品の説明を受けることができました。


また、これも偶然ですが、「みどりの歴史を訪ねて鳴海編」の著者である淡河俊之(おうご としゆき)さんもこの荒木集成館にいて、2階の常設展示館の展示品を直接聞きながら見ることができました。


ラッキーな一日でした。また、天白区にこのような「博物館」があるとは全く知らず、大発見の一日でした。