愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

新居城址 尾張旭市

2016年08月19日 21時33分11秒 | 尾張旭市
暑い
暑い日が続いています。外に出るのも大変です。ということで、なかなか外出する意欲が出ませんでしたが、いつまでも家の中に閉じこもっていると、身体によくないと、思い切って出かけました。

割と近くの尾張旭市です。城は、新居城です。

新居とは開発地
新居城は、水野宗国にという武将によって築かれたそうです。新居というのは、開発をして新しく耕地や宅地をつくった時に付けられる地名のようです。宗国のおじいさんの水野良春という人がこの辺りを拓いたようです。

模擬天守
現地は城山公園となっていました。公園の南に模擬天守がありました。

模擬天守「旭城」


現地案内板

現地の様子
案内板にあるように城址の西半分は、弓道場、テニスコートとなっていて、城跡の面影は全くありません。東側の土塁はしっかりと見ることができました。

本丸土塁

本丸東側の土塁

この土塁をたどっていきますと、本丸の北に土塁の跡が独立して見えました。

本丸北の土塁跡

土橋
本丸の北東には、土橋の跡もありました。(現在も土橋になっていました。)

土橋跡

この橋の下は、堀切の跡らしいです。

曲輪の跡?
本丸の土塁の外側は、平坦地になっていました。ここは、もしかしたら曲輪の跡かもしれません。

本丸東側の平坦地。ここで若者が遊んでいました。

この辺りに二重構造となっていたという外側の土塁が昔あったのですが、よくわかりませんでした。

スカイワードあさひ
さて、以上のように新居城はあまりはっきりした遺構が残っていませんでしたので、近くのスカイワードあさひ(展望台)の方に行ってみました。

スカイワードあさひ

展望室は9階でした。大変素敵な眺めで、尾張平野を一望することができました。小牧山城やJRツインビル、東山のペンシルタワーも見えました。また、夜の9時30分まで営業しているらしいので、夜景を楽しむこともできそうです。無料でした。