いざ浜松城へ
三方ヶ原古戦場をあとにして、今度は家康が出発した浜松城に向かうことにしました。
浜松城天守閣。模擬天守、左は復元天守門。
安政年間の古図
浜松城は、案内板に安政年間の古図ということで、概要がありました。
案内板
古図の部分
現在残っているのは、本丸の石垣のみのようです。
二の丸の跡
駐車場から二の丸あたりを眺める。二の丸は、現在元城小学校になっているようです。そういえば、豊田市にも元城小学校という小学校がありました。やはり挙母城址の近くに建っていました。
結婚式が
本丸北に中央芝生広場があり、なんとそこで結婚式が行われていました。花嫁さんは、白無垢で人力車に乗って登場していました。
中央芝生広場での結婚式の様子。天守台から写しました。「相当お城の好きなカップルなんだね」と近くの人が話し合っていました。
若き家康の像
本丸に入りますと、すぐ家康の像がありました。「若き日の徳川家康公」ということで、限定版でした。確かに家康が浜松城にいたのは、29歳から46歳までの17年間ということなので、若いといえば若いです。
鏡石
また、城主の力を誇示するための鏡石がありました。
鏡石
天守閣
天守閣の中は、博物館になっていました。なかで怖かった?のは、家康の像です。あまりに精巧にできていて、皮膚の感じとか人間そっくりでした。いまにも動き出しそうで、怖かったです。
天守閣への入り口の門?
天守閣から出てみて、ふと石垣が門のようになっていることに気づきました。
あとで、城のチケット売り場にいた方にお伺いしましたが、この石垣は、江戸時代からのもので、建物は、イメージとして昭和33年(1958)に建てられたということでした。もしかしたら、門があったのかも知れないと思いました。
天守門
また、入るときは気づきませんでしたが、りっぱな門がありました。天守門というそうです。
こちらは平成26年(2014)に古図や発掘調査をもとに復元されたそうです。門の横には狭間が展示してありました。見学するにはいい感じでした。
狭間
公園にリス?
天守閣の北側から降りていくと、なんとリスらしきものが見えました。鳥のような鳴き声で鳴いていましたので、何の鳥だろうとあたりを探しましたら、木の枝にいました。
公園内にたくさん木があることは確かですが、まさかリスが生息しているとは驚きでした。管理している方や町の人がえさなどを与えて、保護しているのでしょうか。すばらしいと思いました。