おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

読書の春

2006年04月01日 | 本と雑誌
久し振りに本でも読んでみようと思い本屋へと向かう。

僕は掘り出しモノって言うか、秘かに「いいモン見ぃ~つけたぁ!」と
愉しむタイプで、誰もが読むモノは手にとらない。
とは言うものの、最近読みたいと思っている本は、いずれも人気の平積み本だ。

まずは、「陰日向に咲く」
言わずと知れた、劇団ひとりの処女小説である。評判が良いので
読みたいと思うと同時に、コントから受け取る彼のセンスの良さも好きなので、
どんな本なのか興味が湧く。
評判が良いと言えば、リリーフランキー著「東京タワー」も読んでみたい。
彼の飄々とした風体からは想像が難しいが、誰もが涙する話のようだ。
これはドラマ化が決定しているんで、その前に是非読んでおきたい。

後は、気軽に読める感じの「生協の白石さん」や、
東野圭吾の「容疑者Xの献身」だろうか。

でも結局昨日は本屋を一時間ウロウロしたところで、何も買わずに店を出た。
レジに沢山列んでいたんで、面倒臭くなってしまったからだ。

車に乗り込み帰路につくと、煙草がきれたことに気付いた。
喉も乾いていたので、定番のコンビニに立ち寄る事にする。
僕のほかには四人の女性客がいた。二人は親子で、残りは会社の同僚って感じ。
同じ背格好の親子は、必死になって弁当を選んでいる。
少し近づいて聞いてみると、
「これにする?」「・・・・・」「こっちは?」「ご飯が多いしぃ~」
母親は早く店を出たいオーラを放っているが、娘はお構い無し。
食べたい弁当を選んでいる。
僕も結構、コンビニの弁当は迷う。決定打がないというか、
どれも「無難」な作りに思えてくるからだ。
まぁ、コンビニの弁当に豪華さなんて、期待するわけでもないが・・・

OLの二人はと言うと、残業のための買い出しなのか、弁当のコーナーと
飲み物のコーナーを激しく行き交う。人数分の確認なのか、カゴのなかの
ペットボトルの本数を数えている。
弁当は上の方から順番にカゴに入れていく。親子のように迷っている暇ないし、
人数分買わなければならない彼女たちにとっては、迷うほど品数もない。
OLが手際よくカゴに入れていく弁当の一つを娘が見つめる。

「あぁ~、あれが欲しかったんだなぁ!」

人間模様というか、ほのぼのとした人間臭さを感じる。
一連の騒動しさが落ち着いた時、OL達を正面から見た。
最初から背の高い女性だと思っていたが、正面からみたら思わず声が出た。

「カンロちゃん? あっ甘露寺さんやぁ!」
小さな声だった。彼女は聞こえたのか、定かではないが、僕をチラッと見た。
慌てて続きは心の中で呟く。
「って言う事は、隣は“チカコ”? いや、“千明”かぁ~!」

甘露寺さんとはもちろん「アイドルを探せ!」に登場する彼女のこと。
そういえば、最近はマンガも読んでないか。吉田まゆみだったか?

次に本屋に行く時は、久々に「漫画」も買ってみようかなぁ?






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ホラー小説

2005年11月09日 | 本と雑誌
「姉飼」って小説を御存知でしょうか?
最近の所謂「ジャパニーズホラー」は、無気味さを醸し出した物が多くて、
夢に出てきそうなぐらい恐いですよね。
僕は、サスペンスまでならなんとか耐えられますけど、
ホラーはどうも苦手です。夜に一人でトイレにいけなくなってしまい
ますから(^^; スプラッターなんてとんでもない!

で、この「姉飼」なんですけど、ホラー小説です。
ネットで評価なんかを読んでいても、その無気味さが伝わってきます。
この前、本屋で立ち読みしたんですけど、読んでみたいなとは思ったんですよね。
恐いもの見たさというか。でも、買って読む勇気はありません。

小説ぐらいなら読めるかと思うんですけどね。
これがまた映画化なんかされたら、大変です。深夜にテレビを見ていて、
ホラー映画のCMが突然流れるじゃないですか。

あれって、本当に恐いんですよ。どうにかならないかな?

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