おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

カツカレーデビューの日

2020年05月11日 | 食・レシピ


保守派の長男と
堅実な長女に挟まれた次男は
冒険家だった

幼い頃、両親と遊びに出かけた時や
1年に数回だけ連れて行ってもらった外食の時、
新しいメニューに挑戦するのは
いつも弟だった

夏の海

朝早く出発して、道中の半分まで来た時に、
いつもの喫茶店でブランチ

そこで生まれて初めて

「カツカレー」

なるものを見た

戸惑う家族を前に、躊躇することなく

「僕、カツカレー」

好奇の目で見守る四人を尻目に
美味そうにカツを頬張る弟

彼には物欲がなく執着心も薄かったから
次々と新しいことに挑戦できたのかも知れない


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