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2013年04月08日 | 日記・エッセイ・コラム
昔は、そう、僕がまだ中学時代の話だから
あの人は、何歳ぐらいだったんだろう


自分が、40を超えてずいぶん経つけど、
あの当時、あの人は、もっと若かった気がする


そう、“空回り”の、あの人


得意の唐突な書き出しをしてしまったが、
運動会でよく見る、


「気持ちは先に行っているが、足がついてこない人」


いわゆる、空回りの人だ


町民体育祭が無くなって久しいが
昔は、プログラムの花形であるリレーで、
滑稽かつ豪快な、あの“コケ”が見られたものだ


気持ちが先に行っている分、
その動かない足がもどかしく映ったものだ


そんなことを身にもって知る世代に
なってしまった


無料のワークショップで、ダンスを習っている
全4回のうち、今日は2回目のレッスンだったが、
徐々にステップが複雑になり、
老体には、少々無理が生じてきた


しかし、


一緒に習っている女子中学生は、
リズミカルに踊っている


見ている分には、そんなに複雑ではないと
思っているが、
こんなに動かないものか!と、自分であきれるほど
自分の身体なのに、軽く動かすことが出来ない


しかも、


今夜はそんな動かない足ながら、
見本として、みんなの前で踊ることになってしまった


女子中学生での前でだ


以前より、人見知りをしなくなった僕とはいえ、
自覚している、この動かない身体を晒すことに
抵抗感がないとは言えない


必死になってついていく


が、どうしても動かない


気持ちはジャニーズ!


踊れてるはず


しかし、大鏡に映る僕は・・・・・


鏡の中の自分の顔が見れなかった