八重咲きの紅色が美しい桜です。長く伸びた枝の先端付近に花がまとまって咲く様が虎の尾を連想させることから名付けられたようです。花びらは多くて数え切れないほどですが、図鑑によれば、30枚くらいあるとか。アズマニシキにも似ていますが、紅色が濃く、花びらの枚数が多いのが特徴のようです。写真は4月11日に近くの大学の遊歩道で撮影しました。
淡桃白色の花で、花びらは大輪で、5~7枚の多くはない一重~八重咲きの花です。満開の頃この花の近くを通るとほんのり甘い香りがします。確かに風に乗れば、遠くまで香りが漂って、「千里匂う桜」と言われる由縁がわかるような気がします。写真は近くの大学の遊歩道で4月11日に撮影しました。
近くの大学の遊歩道で咲いていました。ヤマザクラ系で淡紅白色の花びらには縦にしわがあり、ほんのり赤紫が入って花びらの外側に行くほど濃くなっているような感じがします。赤芽の葉と透き通ったような花びらのコントラストがたまらなく美しいですね。ところで、春先に芽吹く木々の葉で、赤く色づくものが多いですが、その理由は、強い春の日差しから葉を守り、樹の成長を促すためだと言われています。写真は4月11日に撮影しました。
オオシマザクラ系で、淡紅白色の八重桜です。八重桜と言っても、花びらの枚数は、多くなくて7~13枚程度と記されていました。蕾の段階では、紅色がやや濃く新芽の葉の色と合わせて、とても美しく見えます。写真のように枝先にまとまって咲くことから、房状に見えますので、この名前が付けられたということです。
オオシマザクラ系の淡紅白色の八重咲きの華やかなさくらです。今年も近所の風歩道で美しく咲きました。花びらが重なって盛り上がるように咲いて、花の中心部がやや薄緑がかって見えるのが特徴です。写真は4月11日に撮影しました。
近くの大学に隣接する遊歩道で今年も美しい薄紅色の花を咲かせていました。中国の代表的美人である楊貴妃を連想して名付けられたと記されていました。写真でお分かりかと思いますが、蕾は紅色が濃く、開花すると薄衣を重ねているような美しさに変化します。葉の若芽もほぼ同時に出ますので、花が一段と優雅に見えます。写真は4月11日に撮影しました。
オオシマザクラ系の大輪の白い一重咲きの花です。写真のようにとてもどっしりして落ち着きのある桜だと感じます。満開の頃には葉も出て花に美しさを添えてくれます。銘板によれば、「Prunus lannesiana Wilson cv. Taihaku」と記され、わが国でも一時絶滅したのではないかと言われた時期があったようですが、イギリスの研究家が所有していた接穂が里帰りして、大切に育てられているとのことです。写真は4月11日に近くの大学に隣接する遊歩道で撮影しました。
近くの大学に隣接する遊歩道で毎年美しく咲きます。枝に房のようにまとまって咲くのが特徴のように思います。見方によっては、枝先に提灯をぶら下げている様にも見えます。極薄い紅色が残る白系統の八重桜でとても優雅な感じがします。写真は4月11日に撮影しました。
近くの大学に隣接する遊歩道で、今年も白い美しい花を咲かせていました。白色のやや大きめの花びらはうねるように開いているので、一重とは思えないくらいにボリューム感があります。説明板によれば、ワシノオ(鷲の尾)と言う品種とほとんど同じ形態の品種であると記されていました。写真は4月11日に撮影しました。
近くの大学の研究センターの庭で毎年美しく咲いています。花はほんのり桜色がかった白色で、一重花が枝先に纏まって房のように咲きます。枝いっぱいに咲いて樹形が美しいので、庭植えや公園などの桜として植栽されています。知人からこの桜の名称が「シュゼンンジザクラ(修善寺桜)」であるとのご指摘を頂きましたので、修正しました。ご指摘によれば、修善寺辺りに咲くいわゆる「修善寺桜」には、2種類があり、一つが「シュゼンジカンザクラ(修善寺寒桜)」で、花びらの色は淡紅色の中輪一重で、河津桜に似ており、花期が3月の頃で、少し早いのが特徴のようです。もう一つがこの写真のように白い花びらが美しい「シュゼンジザクラ(修善寺桜)」です。ご指摘ありがとうございました。写真は4月11日に撮影しました。
ヤマザクラ系の園芸品種です。写真のように紅色がやや濃い感じの一重の花で、枝いっぱいに咲いていますので、遠くから見ても目立ちます。説明板によれば、高知市内の仙台屋と言う店の庭に会ったことから命名されたと記されていました。写真は4月11日に撮影しました。
白い一重の花びらで、直径もそんなに大きくはありませんが、ほぼ同時に出る赤い若葉とバランスが良くて美しい花です。説明板によれば、東京の荒川堤で発見された品種だとか。ヤマザクラやオオシマザクラの影響がみられるサトザクラであると記されていました。写真は4月11日に撮影しました。
淡い桜色の一重の桜ですが、花びらの外側に向かって徐々にピンク色が濃くなっている桜で、とても妖艶かつ優雅な花だと思います。今年も近くの大学の遊歩道で美しく咲いていました。写真は4月11日に撮影しました。