鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

蛙と瞑想?

2010-05-20 21:03:17 | Weblog
曇りときどき雨。夕方、雷雨。


雨が降る前、蛙が鳴き出す。

『雨が降ってくるよ~~~。』
『雨だよね~~~。』
『ここ暫く、晴れの日ばかりだったもんね~~~。』
『水がないと干上がっちゃうからね~~~。』
『ヨカッタね~~~。』

・・・なんて会話は、多分、成立してないと思うけれども・・・。
でも、随分と楽しそうだね。

蛙の鳴く声は、初夏の訪れを告げる季節のお知らせみたいで、4月の下旬・・・ゴールデン・ウィークと大体、重なっているようで、それで、私も、少しだけ、解放されたような気分になっているから、随分と楽しそうに聞こえるのかもしれない・・・などと思ったりする。

カエルの声は、カエルの種類によって、違うけれど、以前、テレビで、山陰地方だったか中国地方だったか・・・カジカ蛙(・・・という名前でよかったのかどうか・・・???)というものすごく、綺麗な声を発する蛙がいる事を知った。
ほんとに美しい声だった。
実物の声は、聞いたことがないけれど・・・。

一度、心行くまで、味わってみたいと思う。
西域の山間(・・・ということでいいのか・・・カジカ蛙の生息地って・・・???)の静かな木の香りがするような旅館で、涼しい夜風に吹かれて、一晩中・・・蛙の声を聞いてみたい。
ゆるゆる酒なんぞ飲みながら。

我家の隣の水田でなく蛙どもは、たぶん、普通のアマガエルというヤツだと思うけれど、これも、なかなか良い声でなく。
こやつらは、騒がしいが、それでも、かなり良い声で鳴くのだ。

人が寝静まった深夜、このカエルの声を聞きながら、瞑想・・・(・・・と言うほど、ちゃんとしたものでは、ないのだけれど)しながら、いつの間にか眠ってしまう。
全く、瞑想じゃなのだけれども・・・。

欧米人は、可聴帯域が日本人とは、違うので、虫の声も雑音に聞こえると聞いた。
もしかすると、ウチの隣の水田のカエルどもの声も、雑音にしか聞こえないのかもしれないが・・・。
そういう異人と生活をしたらどうなんだろう?
多分、一緒には、暮らしていけないんだろうな・・・と、在りもしないことをつらつら考えたりして・・・。

こんなことを考えているから、全く、瞑想になんてならなのだけれども。

下手な考え休むに似たり・・・とも言うが・・・。