鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

なんで、こんなに高価なんでしょうかねぇ・・・???

2010-05-30 21:04:44 | Weblog
今日も肌寒い一日。本当に初夏なのか・・・???


今日の画像。
シャネルの『EAU DE COLOGNE』とクロエの新作『EAU DE FLEURS』のサンプル。
シャネルは4ml、クロエは、各1.2ml。

シャネルの『EAU DE COLOGNE』は、凄く良い香りで、かの『世界香水ガイド☆1437』では、
『素直に言って、この世で一番のコロン。』と評されている。
第一次世界大戦前の男性を彷彿とさせる・・・というレヴューだった。
第一次世界大戦前の男性って、存じ上げないのだけれども、世界が、戦争に向う前の一時期、我が世の春を楽しんだ欧州の富裕層の貴族を連想してしまうのだけれど・・・。
優雅で、セピア色で、美しい・・・そんな感じか・・・(全く、違うか・・・???)。

・・・オードトワレなので、香料の賦香率が、著しく少ない・・・にも、関わらず、フルボトルは、200mlで、35,000円前後。
香水なら、イザ知らず・・・。
2時間前後で、香りが消えていくから、結構、頻繁に付け替えなければならないのだろうけれど、夏には、向いているといえそう・・・。

気に入った香りなので、ぜひ、フルボトルで購入したかったのだけれど、高価なだけに、ちょっと手が出せない・・・。
このサンプル4mlで、4,000円前後だったから、相当、お高い・・・。

ああ・・・なんで、こんなに高いんだろう・・・。

でも、こんな香りを纏っている男性が、目の前にいたら、やっぱり、第一世界大戦前の貴族の男性・・・みたいな幻想を描かせてくれそうだよな・・・。

・・・かといって、私がつけてみたところで、誰もなんとも思わないだろうけれど。
ちょっと、男性っぽくて、優雅で、美しい香りで、近年、マレにない感動でしたが・・・。


一方、クロエの新作『EAU DE FLEURS』3本。
それぞれ、ラヴェンダー系、フローラル系、グリーン系といづれも上品な感じだった。
これも、1本1,600円前後で、サンプルとしても、相当、高いと言わざるを得ない。
後で知ったが、香水の量り売り屋さんでは、1ml=300円前後で売られていた。
アトマイザー(容器など)の値段は、含まれていないから、税金込みで、600円前後だろうか・・・。
香りを試すだけなら、これで充分だったと思う。

オードトワレなのだから、液体のほとんどは、アルコールだと思うし、香料等原料、ブランドのギャランティー、船賃、保険料、関税・・・どの項目を上乗せするとこんなに高価になるのか不思議だ。