鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

彼岸の花

2012-05-16 22:58:25 | Weblog
初夏復活の夏日。


彼岸・・・あの世。
此岸・・・この世。

あの世とこの世の間には、三途の川がある・・・らしい。

春秋のお彼岸のシーズンでもないのに、いきなり・・・すみませんね~~~。

先週末・・・胃痛と腰痛と大腿部の筋肉痛?に悩まされて、終日、横臥していた訳ですが、横になっていると、どうも眠気に誘われて、昼夜区別なく、眠くなったら眠っておりました。

・・・で。
夢を見た訳です。
(夢のハナシかよ・・・。どうせまた、訳の分からん、ぐちゃぐちゃな夢だろうよ・・・)
まさに、その通りなのですが・・・。

自宅裏の雑木林の地面に、蛍光ピンクな芝桜。
陽光もあたらんのに、まあ、随分、咲いていること・・・、咲いていること・・・。

ずっと奥へいくと、誰も知らない白い花のさいているところあって(もちろん夢の中での設定です)
私は、其処へ行くのが楽しみだったのですが・・・。
何故か、雑木林の木々の向こうに、紫色の菖蒲か杜若か・・・凛とした佇まいで、群生しているでは、ありませんか・・・それも、2メートル?くらいの高さで。
(この高さでは、活けられないかなぁ・・・)
只、その美しさは、感動を超えて、何やら薄気味悪い・・・というか、多少の恐怖というか、気持ちの悪い美しさになっていくようでした。菖蒲としては、結構、巨大だし。

そして、誰も知らないはずのその場所に、道ができておりました。
ずっと山林で、人の踏み入れる場所ではなかったのに・・・。
突然、山林が開けて、あたりは、見通しの良い高台になっておりまして、でも、誰もいない。
何やら、ここは、現世ではないな・・・と思いました。
むやみに荒涼として、白っぽい光に満ち溢れていて、枯れた山村のイメージ。

ここは、彼岸なのか・・・。
でも、川を渡ってないからなぁ・・・

現世でもなく、彼岸でもない・・・とすれば、単なる心象風景なのでしょうが・・・。