今年の年初から、視聴し始め、中断したりしていたけれど、この連休中に63話、やっと、物語が終わりました。
終局に向かうにつれて、更に、血みどろ、ドロドロ・・・。拷問、殺戮、陰謀・・・あらゆる負のスパイラル。途中で、もう、いいかな~~~と思うものの、やはり、最終回まで、観てしまいました。
興味深いのは、かの『宮廷女官チャングムの誓い』の第一回目で、悲劇の原因ともなる廃妃ユン氏の服毒による処刑の場面がありましたが、ああ・・・ここに通じるのね・・・といった歴史の連続性に興味がありました。描かれ方や、解釈によって、様々なストーリーが出来がって来る面白さ。
そして不条理の連続。政治的に不安定で、ソンジョン王の廃位を狙うヤツばかりの中、なんで、火中に油を注ぐことをするの???やっぱ・・・コレ、ソンジョン王が、王族の妻に手をだすからじゃん・・・世間を知らなさすぎる・・・王様だから?と、いささか、冷めた目で見てしまったりで。
インス大妃の中宮イジメ、側室の陰謀・・・なんか、凄すぎ。ここまでやるか・・・?みたいな。
私は、このドラマの中で、登場するヤン尚薬(キム・ミョンスさん)が好きで、
『世の中には、自分では、どうすることもできないことが、3つある。子は、親を選べず、親も子を選べず、男の欲望もどうすることもできない・・・。』
とお酒を飲みながら、
『人生誠に儚いものだ!』
とフラフラと宮廷を彷徨い歩く彼が、一番、世の中の真理を、解っているのだと思います。
王室に仕える厨房や、薬を煎じる薬房に、簡単に忍び込めて、毒を盛る・・・、或いは、秘密の話なのに、敵方の尚宮(サングン)が、しっかり聞いてるし・・・、王室のセキュリティって・・・。
秘密は、秘密にしなきゃ・・・。なんか、用心深さが、足りないよね・・・まっ、ドラマですから・・・。
名優チョン・グァンリョルさん(舌噛みそう)演じるチョ・チギョムが、前半を引っ張り、後半は、暗躍するのだけれど、後続のキム・チョソンが、政治に関与していくのかと思いきや、アテが外れた。チギョムのインパクトが強すぎた感もあるし、どうも、そういう物語でも、ないらしい・・・。
徹底的に、王の影となる朝鮮最高の内侍・キム・チョソンの活躍が、ほとんど描かれなかったのは、ちょっと惜しい気がする・・・といっても、王の影だからな、目立っちゃいけないからなぁ・・・。
チョ・チギョムの護衛武官のト・グムピョ(ハン・ジョンスさん)は、静かな武闘派で、魅力的。
物語の終盤に登場する、暴君・ヨンサングンの正室であるシン中宮役のパク・ハソンさんの清楚な美しさ、前半から底辺を支える貞顕王妃・ユン氏のイ・ジンさんの慎ましやかな魅力に心奪われました。
温和で、忍耐強いキム・チョソンを演じたオ・マンソクさんの内に秘めた演技力も魅力のひとつでしょうか・・・血みどろの物語、これにて、完結。
音楽は、最高でした。
おあとが宜しいようで・・・。
終局に向かうにつれて、更に、血みどろ、ドロドロ・・・。拷問、殺戮、陰謀・・・あらゆる負のスパイラル。途中で、もう、いいかな~~~と思うものの、やはり、最終回まで、観てしまいました。
興味深いのは、かの『宮廷女官チャングムの誓い』の第一回目で、悲劇の原因ともなる廃妃ユン氏の服毒による処刑の場面がありましたが、ああ・・・ここに通じるのね・・・といった歴史の連続性に興味がありました。描かれ方や、解釈によって、様々なストーリーが出来がって来る面白さ。
そして不条理の連続。政治的に不安定で、ソンジョン王の廃位を狙うヤツばかりの中、なんで、火中に油を注ぐことをするの???やっぱ・・・コレ、ソンジョン王が、王族の妻に手をだすからじゃん・・・世間を知らなさすぎる・・・王様だから?と、いささか、冷めた目で見てしまったりで。
インス大妃の中宮イジメ、側室の陰謀・・・なんか、凄すぎ。ここまでやるか・・・?みたいな。
私は、このドラマの中で、登場するヤン尚薬(キム・ミョンスさん)が好きで、
『世の中には、自分では、どうすることもできないことが、3つある。子は、親を選べず、親も子を選べず、男の欲望もどうすることもできない・・・。』
とお酒を飲みながら、
『人生誠に儚いものだ!』
とフラフラと宮廷を彷徨い歩く彼が、一番、世の中の真理を、解っているのだと思います。
王室に仕える厨房や、薬を煎じる薬房に、簡単に忍び込めて、毒を盛る・・・、或いは、秘密の話なのに、敵方の尚宮(サングン)が、しっかり聞いてるし・・・、王室のセキュリティって・・・。
秘密は、秘密にしなきゃ・・・。なんか、用心深さが、足りないよね・・・まっ、ドラマですから・・・。
名優チョン・グァンリョルさん(舌噛みそう)演じるチョ・チギョムが、前半を引っ張り、後半は、暗躍するのだけれど、後続のキム・チョソンが、政治に関与していくのかと思いきや、アテが外れた。チギョムのインパクトが強すぎた感もあるし、どうも、そういう物語でも、ないらしい・・・。
徹底的に、王の影となる朝鮮最高の内侍・キム・チョソンの活躍が、ほとんど描かれなかったのは、ちょっと惜しい気がする・・・といっても、王の影だからな、目立っちゃいけないからなぁ・・・。
チョ・チギョムの護衛武官のト・グムピョ(ハン・ジョンスさん)は、静かな武闘派で、魅力的。
物語の終盤に登場する、暴君・ヨンサングンの正室であるシン中宮役のパク・ハソンさんの清楚な美しさ、前半から底辺を支える貞顕王妃・ユン氏のイ・ジンさんの慎ましやかな魅力に心奪われました。
温和で、忍耐強いキム・チョソンを演じたオ・マンソクさんの内に秘めた演技力も魅力のひとつでしょうか・・・血みどろの物語、これにて、完結。
音楽は、最高でした。
おあとが宜しいようで・・・。