5月は美しい季節である。
そして、今年の美しい5月は、職安への失業認定で始まる予定だった。
前日の30日。相方と映画『相棒Ⅲ』を見て、そのあと食事をして、話をしていたら、帰宅が深夜0時近くになっていて、『ワタシの悪い癖』で、一度外出して、夜遅く帰宅すると、そのまま朝まで、ゴチャゴチャと雑用をしてしまうので、眠りに着いたのが1日の朝であった。
(失業認定の受付時間は、午前10時15分~45分の30分だから、まあ、10時に家を出れば楽勝で、それには、9時半頃起きればよかろう・・・)
うとうとしていたら、相方から電話がかかってきた。
『今日は、職安でしょ。午前中には、終わるよね?ゴールデン・ウィークだし、午後は、何処かいきましょう。』
というお誘いであった。
『ふにゃふにゃふにゃ・・・(←寝ぼけている)。仕事忙しいんじゃなかったの?昨日だって、夜から映画みちゃったのに。』
『仕事は、あるのですが、明日以降、来週末まで、ちょっと時間が取れそうもないので、今日の午後に半休を取ることにしました。』
『ふうん。わかった。そいじゃ。午後の1時ね。』
さて、そのあと少し眠ってしまったのだけれど、午後1時の待ち合わせなれば、職安には、ギリギリの午前10時40分でいいかな・・・で、失業認定の終了時間が午前11時か・・・。すると2時間近く時間があるから、職安のあるショッピングモール内のファミレスで、珈琲を飲んで、マンゴーでも食べて、正午までゆっくりしてから、少しショッピングモール内をブラブラするか・・・。
しかし・・・世の中は、既に、ゴールデン・ウィークなのであった。
ショッピングモールへ向かう車の渋滞。
通常なら20分以内に到着するはずの職安へ、なかなかたどり着けない。
『コレは、もしや・・・認定時間に間に合わぬのではないか・・・。』
受付終了時間まで、あと5分少し・・・。
手前の信号は、既に、2回待ちである。このあと駐車場を探していたら、完全にアウトである。
急遽、本線を外れて、手前のスーパーの駐車所へパーク。
そこから、職安まで、全力疾走。
閉まりかかるエレヴェーターの開閉ボタンを押して、なんとか乗り込んで、受付終了時間1分30秒前に、書類を提出・・・なんとか、間に合った。
その1分30秒後に、受付箱は、撤収されてしまった。
(結構、シビアなのね・・・)
To be continued・・・。