夏日。
今年のゴールデン・ウィークは、映画を3本見るという・・・これまでの人生では、ちょっと考えられない展開だった。少し大げさな表現をしてしまったけれど、普通だと、ゴールデン・ウィークは、演劇だった。
私は、映画は、自宅のテレビで、オン・エアされるのを見るのが普通だったし、暫く、映画館から遠ざかっていた・・・ということもある。
そうなのだ・・・。
今年以前で、映画館へ行った記憶は、あの『ラスト・エンペラー』が、最後だったから・・・。
映画館から、演劇を上演する劇場へシフトしてしまったのも理由のひとつだし、どうせ、半年か1年後には、テレビで放映されるのだから・・・何も、入場料支払って、映画館まで、足を運ぶことは、あるまい・・・と思っていた。
随分、映画館へ行かないまま、時が経ってしまった。
その間に、映画館は、ものすごい進化を遂げた。
シネマ・コンプレックス・・・所謂、シネコンに進化した。
そして・・・ここに、約1名・・・その進化についていけないあわれな女がいる。
相方にツレられて、シネコンに、足を運んだのだけれど、なんと・・・前売り券(ムビチケ)を買ったからといって、そのまま映画を見られるのではないことを知る。
本日の画像。
前売りのムビチケと発券機で、出力した引換券。
JRの券売機みたいな機械の前で、座席指定と当日券への引換が必要なのだ。
それが、何やら複雑な操作なのだ。
上映作品、上映時間、人数、座席指定・・・パネルを次々にタッチして・・・。
たぶん、ワタシは、ひとりでは、引換できません・・・!
映画好きの相方は、ちゃちゃっと、パネルをタッチして、引換完了。
・・・という訳で、進化の波に乗り遅れた・・・シネコンで、シネマ・コンプレックス(映画館劣等感)を感じているワタシであった・・・。