鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

就活日記⑫~傷だらけの就活?

2014-05-30 22:57:42 | Weblog

真夏日。夕刻から雷雨。


昨日(29日)、午前中、職安。
午後から、市内の商工会議所で、就活セミナー。

月二度の就活実績がないと、失業保険は、いただけない。
故に、早期就職のためのセミナーなるものの開催があるのだけれど、そのセミナーも4回で終了。
たぶん、失業給付日数180日前後の人を対象にしているから、4回くらいでいいのかもしれない。

私は、まだあと5ヵ月以上も残っているのだけれど・・・。

・・・そんな訳で、最後のセミナー。

講師の先生は、推定70歳くらいの爺さんであった。
爺さん先生・・・後半が辛い???らしく、3時間中、2時間は、お話をしておられたが、残り1時間は、グループ分けをして、ディスカッションをして下さい。自己紹介のあと、テーマは、就活で、困ったことなど・・・フリートークで、リラックスしましょう・・・って・・・?

結局は、井戸端会議だ。

参加者・・・15名中、女性6名で、男女別れた形になった。

まず、自己紹介だけれど、みなさん真面目に本名?と経歴などで、始まった。

ひとり異質?な私は、開口一発。
『芸名、米倉涼子です(個人情報なので、自己紹介は、匿名でOK!とのことだったので、おととい数か月前に放映された[家政婦は見た]の録画をみたばかりだったので、米倉涼子さんになってしまった)。』
受けたのやら、受けぬのやら・・・。

女性参加者のほとんどが、主婦。

やはり主婦の方は、真面目な方ばかりらしい。


定年退職したひと、家事や介護の関係で離職したひと・・・など、究極・・・自分で働かなくても、困窮することのないひとばかりであった。

私はそのとき、気が付いてしまった。
いまの日本で、お国が、護ってくれて、老後も安泰に暮らせるのは、公務員と大手企業に勤める夫を持つ主婦なのであろうなぁ・・・。
一番楽そうなのは、子供さんのいない専業主婦かもしれないなぁ・・・。

その路線に乗れないひとは、茨の道を行くしかない・・・。

今頃気が付いた。
気が付くのが、だいぶ遅かった・・・。
私は今世紀最大の間抜けであったな。

・・・まあ・・・主婦でも大変な方は、あまたいらっしゃる。
介護、子育て、ご近所付き合い、PTAにママ友交流・・・その他。
でも、遺族年金は、スペシャルだよなぁ・・・。
企業組合保険料だって、家族割引だし、格安でしょうに・・・。

就活の時には、いつも心配して電話をくれる相方に、泣きながら?我が身の不運??を訴える。

相方曰く。

『就活の度に傷ついちゃうから、もう心配で。あのね。きみは、ヒトの作った道を歩んでいないだけなんだよ。自分の道を切り開いて歩いてきたのだから、それはそれで充分なんだよ。』

ちょっと違うような気もするし、あまり、慰めになっていない気がする。

(格差に泣くのは、自分が至らぬせいなので、もっと努力しましょう・・・でも、努力してもどうにもならないのが格差なのよね・・・)

負け犬の遠吠えとは、このことであろう。
生ゴミ以下のクズでグズな女の戯言である。

いつでも格差に泣く惨めさを味わい尽くしながら、今月の傷だらけの就活・・・終わる。