夏日。空気が乾いていて、サラリ・・・とした暑さ。
昨日(15日)は、満月で、隣々市の某所展望室で、東からのぼる月を眺めながら、懐石料理をいただくという月例?の観月会は、今年5回目。
この日は、午後から、自宅のある居住地から、ひたすら西進した隣々市にある県の施設で、就活。場所の確認のため、往復2時間をかけて単独ドライブをしたことは、一昨日のブログで、記載した。
昨日は、午後イチで、我が居住地より西にある場所への往復移動が2時間。
夕刻より、我が居住地より北にある場所への往復移動が2時間。
都合4時間も車で移動していたことになる・・・といっても、夕刻よりの北進の移動の運転手は、相方なので、私は、助手席で、流れる景色をみていただけであった。
この時期、郊外の山林は、ニセ・アカシアの少し黄味を帯びた白い花房が、満開で、パラパラと音を立てて降ってくる。
花降る5月。
風に乗って、甘い香りが漂ってきて、極上の季節の到来を告げる。
圧巻だったのは、県西部から、居住地の県南へ戻る最中の川沿いのアカシア林の群生地で、遠くから霞むように白い花・・・一面白い花が、川面を覆う様な光景であった。
どうも、この世のものとは思えないくらいだった(・・・運転していて多少、疲労もしていた)。
さて、夕刻の待ち合わせに間に合うかどうか、当日の予定で一番不安だったのだけれど、就活が、思っていた時間より、大幅に早く終了したため、ゆったりとした気分で、来た道を戻ってきた。
そして今度は、居住地を起点に北進するのは、いつものルート。
映画館だとか、食事だとかによく利用する道だけれど、こちらは、片側三車線の県内を縦断する道路だから、私は、運転したくない・・・故に、いつも相方にお任せである。
月は・・・生憎、その姿を隠してしまい、食事中には、見ることができなかったけれど、帰宅途中、雲がきれて、ぽっかりと美しい姿を見せてくれた。
月変わり懐石も、これでもか・・・と思うほどの品数で、旬の野菜が、美味しい。
香の強い香草類が好きな相方も、ここの料理はお気に入りだ。
それにつけても・・・。
相方とは、2週間ぶりに顔を合わせた。
『なぁぁんか、久しぶりですね。』
夜景を眺めながら、相方ふと・・・。花火大会もこのカウンターからみたら最高でしょうねぇ・・・。
座席予約しときましょうかね・・・と言って、会計時に、まだ日取りも決まっていない花火大会の日に、予約を入れてくれた。
お料理と高層展望室の夜景、そして花火・・・贅沢な夏の夜になりそうである。