時々、薄日は、差すものの、曇りがちな金曜日。
最近は、夜眠るようになって来て、朝も(お勤めしていた頃よりは、多少遅いけれど)、8時前には、起床していて、人並みになってきたな・・・と思っていたのだけれど、今日は、日中、ほとんど、うとうとしながら過ごしてしまった。
お昼に、熱い紅茶とラズベリー・タルト(←ボンヌ・ママンというフランス製のお菓子で、バターの風味がちゃんとしていて、タルト生地の中央部には、ラズベリーのジャム入り。堅焼きのガレット状のタルトで、ひとつづつ、パックされていて、なかなかに美味しい。大昔だけれど、中国のお菓子に、形状の似たようなものがあって、クッキーの生地の中央に油っぽい甘いジャムもどきが、トッピングされているものがあった。全体の構成は、クッキー状で、味は、沖縄のチンスコウ。チンスコウを丸くして、中央部に、人工着色料・甘味料100%の黄緑色だの、赤色のジャム状のゼリーの固まりというか、かなり粘着力があって、歯につくと一発で、虫歯になりそうなシロモノで、あまり好きではなかった)を、二つばかりつまみながら、二階のベランダから、真っ赤に染まったモミジの木など眺める。
今日の画像。昨日、数枚撮ったものの中で、マシなもの(あとのは、ブレブレ)。
モミジを眺めながら、お昼のティー・タイム?が終わり、熱い紅茶で、身体が暖かくなってくると、アレだけ眠ったのに、再び、眠気に襲われる。
寒くなってくると、昔は、電気アンカなるものを使っていたけれど、体質が変わったのか、二階屋の自室が、暖かいのか、或いは、地球規模の温暖化のせいなのか、自己発熱で、間に合うようになってきた。
・・・複合的な原因なのだろうけれど、そのせい(温暖化)で、モミジの落葉も以前より、1ヶ月は、遅くなっているのではないかと思う。
12月を目の前にして、今、盛り也。
日に日に、深まり行く赤を楽しんでいる昨今。
・・・で、ラズベリー・タルトを食べながら、かの中国製の焼き菓子に思いを馳せる。果たして、アレは、中国のお菓子だったのだろうか・・・なとど、今更思う。
あがた森魚さんの歌の歌詞に、
『シベリアケーキにお茶などいれて・・・』
という一節が思い出されて、ハテ・・・何と言う曲だったのか・・・
シベリアケーキは、カステラに、ヨウカンを、サンドしたお菓子だけれど、これもパサパサのカステラの方が美味しい。
今時の湿度のあるカステラでは、合わないかもしれない。