昨日(11月5日)は、夕刻より、相方と市内のシネコンへ、映画『ドラキュラ Zero』を観に行く。
私の居住地は、所謂、工業地帯なので、週の中日である水曜日は、ノーザンデー(残業禁止日)であるところが少なくない。
それなのに・・・。
まだ、公開されて1週間も経っていないのに、あの広い映写室に、観客は、相方と私のたったふたりきり・・・なのであった。
『貸切ですね。』
『そうですね。誰もいないから、おしゃべりしても大丈夫。』
『それにつけても・・・。採算取れるんですかねぇ?しかも本日は、レディース・ディで、料金割引。』
↑
余計なお世話!である。
ドラキュラ映画と言えば、ピーター・カッシングだとか?大昔の映画は、グロくて怖いものがほとんどだった・・・。
何時の頃からだろうか?
ドラキュラが、耽美派となっていくのは・・・トム・クルーズとブラッド・ピットだったか・・・?『インタヴューウイズ ヴァンパイヤ』あたりからだろうか・・・それともそれ以前か・・・スタイリッシュな綺麗な俳優さんが演じるようになった。
本邦でも、ヴァンパイヤというか、ドラキュラ・・・というか、吸血鬼ネタは、多い。
印象に残っているのは、かの堺雅人さんの主演の『ヴァンプショー』。
解散してしまった劇団Mother升毅さんの『クラウドバスター』
さて、今回の映画『ドラキュラ Zero』
主演は、ルーク・エヴァンスというイギリスの舞台出身の俳優さん。
ハリウッドの俳優さんとは、なんか、何処か違う・・・やはり欧州の役者さんなのだろうと思いながら見ていたのだけれど、やたらにカッコいい。
モデルは、15世紀の(現)東ヨーロッパ・・・、串刺し公ヴラドで、肖像画とは、似ても似つかない。
自国を、オスマントルコから守るために、ドラキュラになるというお話。
ヴラドもカッコいいけれど、息子さん役の王子様が、すっごく可愛い。
ドラキュラは、太陽の光を浴びると、灰になってしまうという伝説から、ヴラドが活躍する時間帯が、夜という設定の為か、画面が少し暗い感じだった。
俳優の演技力プラスルックスを十二分に堪能できる作品。