鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

自己発熱

2014-12-05 22:55:30 | Weblog

乾いた空気の冷たい晴天。


朝、きちんと目がさめて、さて、今日も一日、ガンバろう・・・と起きるのが普通のひと。

寝つき、寝起き、目覚めとも最悪で、中途半端な睡眠だと、頭痛はするし、低血圧が災いして、なかなか起きられず、やはり会社員には、不向きな体質であることよな・・・と常々思っていた。
それが、去年から、解放?されて、朝どんなに寒かろうと眠かろうと、起きずに済む・・・という極楽生活をさせていただいている身なれば、周囲のひとは、労働にいそしんでいるというのに、ひとり、寝床の中で、ウダウダ、ダラダラ過ごしていて、このままでは、身の破滅でもある。

昔は、冬になると、足の先など、冷たくて、それでなくてもよくない入眠が、ますます悪く、更に、眠らねば、眠らねば、眠らねば・・・と思うと、ますます寝つけなくなって、寒さ、疲れが、とれず、挙句の果てには、事務所内に蔓延するインフルエンザや風邪のウィルスには、いの一番に感染し、冬中、情けない咳をし、咽喉は腫れ、冬は恐怖の季節でもあった。

体質的に、低体温だから、運動などして、身体を動かし、栄養・滋養のある食事をし、夜は、グッスリ眠るのが、ヒトとしての理想だけれど、どれも、叶わぬことで、運動すれば、すぐ疲れる、食が細いから、あまりたくさんは、食べられない、夜は、神経質な心配事で、眠れぬとなれば、もはや、健常な生活を送るのは難しい。

睡眠は、体温が上がらないと眠気も来ないから、なにより、身体を温めるがよいらしい。
でも、電気毛布などは、咽喉が乾いて、テキメンに風邪を引くし、これもままならぬ。

かくなる上は、体内から自己発熱して、温めるのが一番。
・・・アルコールなどは、顕著に暖かくなるけれど、アルコールによる睡眠は、本当の睡眠ではないらしく、コレも度が過ぎるとよくない。

体内で、上手に発熱するには、どうしたらよいものだろうか・・・と考えているのだけれど、やはり、規則正しい生活に限るようだ。
今のところ、何時に寝ようが、起きようが、関係ないと言えば、関係ないから、体温が上がって、気持ちのよい眠りが来るのを待つばかりである。

こんな生活も、そう長くはないだろうが、身体が、ポカポカして、心地のよい眠りが来ると、この世にこれ程極上の幸せは、あるだろうか・・・などと思ってしまう。

やはり、自分の身体の内部から、発熱して、温める眠りは、最高だ。