鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

見たくもないけど・・・。

2017-06-18 21:05:33 | Weblog
 
六月半ばだというのに、思ったほど、雨も降らず、気温も上がらず・・・。
カラツユのようで。

PCだとか、スマートフォンだとか、タブレットだとか・・・インターネットに接続すると、ポータルサイトというのでしょうかね?ニュースのヘッドラインが、続々出てきて、事件・事故・政治・経済・芸能・スポーツなど、アクセスした時点で、何が話題になっているのか、一目?でわかるようになっているようです。

通信機器の持ち主の動向を過去のアクセス状態から、予測して、同じテーマが更新されると、閲覧モレの無い様な・・・???仕組みらしい。

便利と言えば、便利なのですが・・・。

今の処、最も、うっとおしいのが、ガンの在宅治療中の某・歌舞伎役者夫人のブログが更新されると、その日の病状みたいな・・・そんな記事が、ヘッドラインに上がってきます。

このガン療養中の某・歌舞伎役者夫人については、テレビ局のアナウンサーだった頃も、ガン治療中の現在でも、リアルタイムで動く映像というのを、私は、見たことがありません(リアルタイムでテレビは、殆ど見ないので)が、歌舞伎役者との婚約会見のときに、3カラット三千万円だったか・・・その指輪をした手を、カメラに向けていた映像は、覚えています。
女性スキャンダルの多かった歌舞伎役者が、最後に選んだ女・・・ってことで、サマザマ書かれていたような???

そのときも、現在でも、別段、興味があるわけでもないのですが、抗癌剤の治療か何かで、頭髪が抜けているのか或いは、感染防止の為のターバンなのかは、不明ですが、土気色の痩せたお顔に、鼻にチューブを装着した写真が、毎日のようにインターネット上にあがるたびに、

『見たくないよな・・・。こういうの。』

と思うのです。

ブログなども、拝見したことはないし、実際に、お金を産むブログだそうで、夫人(とその姉上)が、『命』を削りながら、書かれているらしいので、こういうの・・・ちょっと、勘弁してほしいので、見ておりません。女優さんとアナウンサーは、違うのかもしれませんが、人前に顔を出すご職業の方としては、何か違う様な気がしてなりません。

昔の俳優さんだったか・・・特に、男優さんですが、病中、加療中の姿は、絶対、マスコミに出さないと言う方も多くおられましたね。

・・・もう一度言います。

人前に顔を出すご職業のひとの矜持は、自分が病み衰えたり、やつれたりする姿をみせることは、抵抗があるのではないでしょうか・・・それが、あの某・歌舞伎役者夫人には、なさそうです。

因みに、死に顔を人にみせるな・・・と言ったのは、森雅之さん。かの溝口健二監督が、みずから、俳優に、タバコに火をつけてあげたのは、森雅之さん・・・ただひとりだけ・・・俳優に、厳しい監督自らが、タバコに火をつけたのは、森雅之だけ・・・そんなエピソードを思い出しました。

他にも(記憶違いかもしれませんが)大川橋蔵さんなども、死にゆく自分の顔を他人に見せたくなかった俳優さんだったようです。

・・・某・歌舞伎役者夫人が、死にゆく人か、その死の淵より生還するひとかは、わかりませんが、身体の具合のよくないひとに対して、毎日のようにその動向を知らせたがるマスコミの対応って・・・???

なんだか、すごく浅ましいような気がします・・・もっとも、自分の病気とバーターしているような感じが否めない某・歌舞伎役者夫人というイメージが、私にはあります(真偽は、知らない)。

いづれにせよ・・・毎日、ブログ更新のたびに、ヘッドラインの話題(特に画像など)を(半ば強制的に)みなければならないのは、某国営放送を見ていないのに、受信料を払わされているようもの?(違うか?)

見たくもないもの見せつけられて、なんだか、とても食傷気味・・・っていうか、胸ヤケすら感じる今日この頃です。