1週間ぶりに外出。食糧調達。
街中は、緑、緑、緑・・・緑の勢いが強くて、夏に向かっていく季節。
今年の桜は、早かったなぁ・・・なんて、しつこいくらい書いているけど。
桜のみならず、他の種類の花々も、いつもの時期より1週間以上は、早いようで、今日は、既に、針槐(ハリエンジュ・ニセアカシア)の白い花房が、蛍光グリーンの若葉の中で、咲いていた。
1週間どころでなくて、2週間は、例年より早い。
いつもなら、早くて、ゴールデンウィークの後半頃が花の咲き始めで、5月中旬くらい迄、その香りがする。
ミツバチが、採取した花の種類によって、蜂蜜の味も違うけれど、この針槐/ニセアカシアの花の蜜は、あまりクセが、ないようで、蓮華(れんげ)蜜と同様に日本では、一般的なのだろうと思う。
蕎麦の花などは、色が濃いし、レモンやみかんの花などの仄かなさわやかな香り蜂蜜などは、高額でも美味しい。
針槐などは、繁殖力、生命力ともに強い植物で、1873年に日本に渡来したということで、150年で、日本中の森林に、根付いてしまった。
拙宅にさえあるし・・・。
去年だったか、一昨年だったか・・・群馬県だの長野県といった山間の高速道路、国道などをドライヴしたときに、ちょうど針槐の開花時期で、山間には、たくさんの花が咲いていた。
(こんな山奥にも・・・)と思ったけれど、高速道路や国道などの増設での人の出入りや風や昆虫、或いは、細菌などによって、山奥へも分け入っていったのかもしれない。
針槐のみならず、ここ数十年、街路樹に、ハナミズキが、異常?に植えられているので、この木も、強い木なのだろうと思うし、植物に限らず、猫なんかも、米国の猫は、強靭だと聞く。
アメリカン・ショートヘアなんかもかなり、屈強な猫だと聞くし。
外来種の混入で、在来種の絶滅が多いのは、河川、湖などに生息する魚類も。
(皇居のお堀に、ブルーギルを放出したのは、かの宮殿のお堀の中に棲む偉いヒト・・・らしいが、偉いヒトが、率先して、在来種絶滅に手を貸していたんだね????エライって洗脳されたケド、本当は、あんまり立派なヒトでもないらしいことが、バレはじめちゃったね???)
かよわい日本の動植物は、淘汰されちまうんかいなぁ。
弱肉強食・・・は、動植物の宿命なのだろうなぁ・・・。
そういえば、以前は見なかったのに、この頃、よく目につくのは、オレンジ色の小ぶりの罌粟(けし)のような花がある。
ナガミヒナゲシ・・・という植物らしい。
街路樹の根元や引き込み線路脇などで咲いているけれど、かつては、見ることのなかった花だ。遠い異国で、自分の居場所をみつけたのだろう。
さやさやと爽やかな風に揺られている姿は、かよわいけれど・・・見てくれにだまされてはいけない・・・強靭な花だったりする。
廂(ひさし)貸して、母屋取られる・・・そんな感じなのかも?