曇りがちながらも、湿度低く、風爽やか。
針槐(ニセアカシア)の香りを運ぶ・・・薫風。
鯉のぼりもよく泳いでいることでしょう。
最近は、正価(適正な価格)で、モノを買うのが、馬鹿馬鹿しい世の中です。
A shopは、3万円
B shopは、その半値?
C shopは、2.2万円。
小売店で、売られている同等品の値段が全部違う?
しかも、1円とか、100円程度の誤差ではないところが、ヘンなんだ。
そして、恐ろしいことに、同一商品の最低額から最高額まで、インターネットの価格サイトで、各店舗の小売価格を一瞬にして知ることができるようになった。
(お年寄りなど、パソコン、スマートフォンなどを扱えない年齢層のひとたちは、一番高い価格で、買うことになるようです)
A shopは、ぼったくりなのかな?⇦でも?コノ価格の店舗がおおいよな?
B shopは、商品に何かワケ有なのかな?
C shopは、丁度、中間あたりで、このヘンが、妥当なのだろうか?
オープン価格。
小売店が、メーカーから仕入れて、儲けを考え、価格を設定する。
商いは、自由なのか・・・客は、1円でも安い方へ向かう。
でも、高級品を買うお金持ちは、違うんだろう・・・いくらでもいいや・・・みたいな。
モノは、高いが、クーポンで、バックしますよ?っていうのが、主流なのかな?
世の中、お金持ちよりも、ビンホーな人の方が、圧倒的に多いから。
そう・・・1円でも安く入手して、1円でも多く、取り戻そう・・・と思っているし。
最近、すごくイヤなのが、提供する側(つまり売る側)の宣伝で、
『●●買うと、〇〇が、貰えます!』
この『貰える』というのが、すごくイヤだ。
何故、提供する側が、謙譲しないのだろうかと思う。
フツー『差し上げます』でしょ?
買う側と売る側の立場の逆転なのかもしれません。
『貰える』と書いてあると、乞食じゃねえや!と思って、ハラが、立ちます。
なんでも、『貰え』ます。
スマートフォンの容量、1G貰えます。
ドーナツなんと2個貰えます。
割引クーポン貰えます。
貰ってばっかりいるんじゃねぇ(貰っているケドさ・・・)。
幾ばくかのカネがあったころは、貰えますって言われても、面倒だったりして、貰ったことなど無かったし、必要なかったけれど。
日本という国の殆どのひとが、『貰えます』って言葉に抵抗を覚えなくなったんだね。
貰ってばかりの乞食になったんだね。
提供する側が、『施してあげるよ』感が、ミエミエなのに、尻尾を振って貰いに行くあはれな国民達。
モノを作ったひとに、適正な価格で、ありがとうって思いながら、買う・・・コレが正しい買い物だと知りつつも・・・ドーナツ、タダだと貰いにいっちゃうこの身を呪い、浅ましさだけが、残る!
ああ!イヤだイヤだと思う・・・今日、この頃の『貰えます!』。