昨日の強風は、納まって、穏やかな正月二日目。
お正月といっても、服喪中だし、母が生きていた去年も、お正月は、寝正月で、ダラダラしていました。
母の葬儀に異父姉夫妻から、白い胡蝶蘭をいただいて、3月初旬から、9月のお彼岸過ぎ迄、花をつけていて、いろいろと調べてみると、胡蝶蘭は、周囲の気温が10度以上ないと越冬が難しいらしい・・・ということ知りました。
去年の夏から秋に芽吹いた若葉が、透けてきて、これは、俗にいう胡蝶蘭の凍傷?らしく、普通に、氷点下迄、下がるの二階屋の部屋では、たぶん、凍傷なんだろうなぁ・・・と思いながら。
・・・かといって、誰も居ない部屋で、一晩中、暖房を入れておくわけにもいかないので、日中は、陽の当たる暖かい場所に置いて、夜間は、ダンボールで、鉢を覆い、そのうえから、アルミ毛布など掛けておくことにしたのだけれど、果たして、越冬してくれるのでしょうか?
胡蝶蘭の大鉢は、3つの株が、寄せ植えしてあって、水苔の他には、発泡スチロールが詰めてあって、胡蝶蘭って、どうやって養分を吸収するのだろうか・・・土があるわけでもないのに・・・?
どうも、空中の空気に含まれる水分などを摂り込んで、生育するようで、花をつけた翌年には、花は咲かないとか・・・いろいろと難しいというか、コレ迄の植物という概念から、大きく外れるようです。
母の忌日は、3月の初旬だったので、普通に氷点下5度とかいう日もあって、2か月間くらいは、暗い日の当たらぬ仏間に置きっぱなしで、水やりもしなかったのに、花は落ちることもなく、咲き揃っていて、不思議に思っておりました。
植物というよりは、菌糸類とかに近いのかも。
花もよく見れば、ちょっと不気味・・・胡蝶蘭の英名は、『蛾』ということですし。
怖いし、暖かくなったら、植え替えしようと考えておりますが、コレも、無事越冬してくれればのハナシです。
若葉は、凍傷しましたが、古葉は、元気なようです・・・しかし、根も、花芽も全く出てこないですし。
蘭の生体がよくわからず、育て方もよくわからないままなので。
まあ、どうしていいかわからない。
冬になって、肥料を上げてはいけない・・・ということも最近知り、2週間前迄は、液体肥料を鉢に差していたので、そのせいで、凍傷になったのかも???
とにかく、不思議な生態です。
母は、蘭を好まなかったので、越冬できなくても、特に、何も思わないでしょうけれども。
私は、また花が咲くとよいなぁ・・・と思っているのでした。