うすぐもりで、空気が冷たい。
午後になって、居室裏の雑木林に、猛禽類と思われる灰色の大きな鳥が飛来。
コレ迄は、せいぜいカラスくらいの大きさの鳥しか見かけなかった(田んぼには、シラサギ、アオサギなどの大型の鳥も居るにはいる)けれど、猛禽類が来るようになったのか・・・と思ったり(でも、フクロウとかミミズクも猛禽類だけれど、夜鳴き声だけで姿は見えないのね)。
昨夜。
なかなか寝付けず、床の中で、ウダウダしていたら、咽喉が痛くなって、風邪かも・・・???と思って、もしかしたら、流行のアレかも・・・とか。
よからぬコトなど想像しつつ、母の飲み残しの麻黄附子細辛湯を服用し、マヌカハニー(UFM15)を2時間おきに、摂取して様子見。
咽喉は、まだちょっと違和感があるけれど、痛みは、取れたし、熱も平熱のようなので、昨日、川の断崖の上にある墓所で、吹きっ晒しの風に吹かれて、ドングリ拾いなんかやったから、風邪に見舞われたのかも・・・。
やはり、昨日から、夕刻からの脚の冷えが、異常に強くて、就寝用の電熱マットで、温めて、終日、大人しくしていた。
結局、夜間は、殆ど眠っていないのだけれど、昼間も眠気が起きず、スマホなんかみていたら、生前の母が、大好きだった駅の中にある立ち食い蕎麦屋さんの撤退なんて、ニュースがあった。
新海誠監督の『秒速5センチメートル』という映画に登場し、アニメ・ファンの聖地(・・・今は、メッカ・・・って言わないのかな?)となった立ち食いのお蕎麦屋さんである。
まだ、自由に歩き回れた頃の母は、ひとりで、都内へ観劇にいったり、買い物に行ったりと、元気だったころ、電車にのる用事があれば、必ず、ここのお蕎麦を食べて帰ってきた。
きそばという。
ここのお蕎麦のツユの香りは、強烈で、電車のドアが開くとこの匂いのお出迎え。
そして、駅に用事がなくても、母は、入場券を購入して、お蕎麦だけ食べてくることもあった。
不思議なことに、自分で出かけられなくなると、ここのお蕎麦を食べたい・・・と言ったコトはなくて、やはり、駅を通るとき、この蕎麦つゆの匂いに魅かれて食べたくなるのだろう・・・と思う。
母が亡くなった年に、母が好きだった蕎麦店の閉店。
だんだん母も思い出になってくるなぁ・・・などと思ったりで。