鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

柚子(ゆず)の季節

2016-12-07 19:34:44 | 食・料理

昨日とは、打って変わって、ソコ冷えのする寒い一日。

家人が、柚子をいただいてきた。
普通の柚子より小さめの所謂、ハナユズという種類だろうか。


市販の柚子味噌が切れたので、作ってみるか・・・と思い立ち、インターネットで調べてみると、いろいろな作り方があって、材料は、ユズ、味噌、砂糖、みりん・・・などであった。

どうも、ハナユズは、柚子味噌には向かない・・・などの記載もあったけれど、ナニ・・・どうせ、自分で食べるのだから。
因みに、ハナユズは、本ユズに比べると、香りが、弱く柚子味噌にすると、香りが、飛んでしまうのだとか、

味噌と同量の砂糖、みりんを加え、火にかけ、焦がさない様、ゆっくり加熱する。
照りが、出てきたら、火を止め、柚子のしぼり汁を加え、少し加熱する。
レシピにはないけれど、顆粒のこんぶだし(無塩のもの)、麺つゆも少々足してみる。
最後に、ユズ皮を、おろし金で、おろしたものを加え、かきまぜ、熱湯消毒したビンなどで、保存する。
砂糖が多いから、日持ちもするそう・・・。

・・・とにかく砂糖の量が、半端ない量で、ビビったので、気持ち少し減らしてみた。
あまり、甘くないので、結局、味噌と同量の砂糖を入れることになった。
砂糖は、目の粗いキビ糖を使ってみた←コレしかなかったんで。

いつも購入している道の駅の売店にある柚子味噌には、からしと柚子酢が原料に加えられているので、納豆に添付されていた和からし、柚子酢というものがなかったから、黒酢を少し加えてみた。

ただ、混ぜながら、火にかけるだけのレシピだから、簡単に出来る。
自分で作った方が安上がりだな・・・。

炊立ての白いご飯によく合う。

むき胡桃(くるみ)などを、刻んで混ぜ込んでも、ご飯のお供によいかもしれない。

胡麻豆腐、風呂ふき大根(或いは、茹でこんにゃく)など、冬のメニューにも重宝する。
おにぎりの具にしても、よさそうだ。
焼いた御餅に付けながら食べても・・・。

蜜柑(みかん)のように、果肉を食べる果物ではなくて、主に、料理に使う柚子類。
水炊きのつけづゆをはじめ、鍋物、湯豆腐、鍋焼きうどん。
暖かいものにあう冬の食材。
醤油(しょうゆ)や刻んで薬味にしたり。
あの鮮烈な香りは、冬の香りだ。

お風呂にいれて、柚子湯。
柚子と冬至は、深い仲。

冬至ももうすぐだなぁ・・・。



強風・・・

2016-12-06 16:03:16 | 自然・気象
 
朝から、強い風。

木枯らし・・・という程、冷たい風ではなく、暖かい風。
12月には、珍しい?のではないだろうか(・・・少なくとも、私の住んでいる北関東では・・・)。

今年は、暖冬なのか、それとも酷寒なのか・・・?
11月に雪が降り、12月は(比較的)暖かい。
明日からは、寒くなりそうだけれども。

自室裏の雑木林は、まだまだ木々に枯葉が残っていて、今日の風に煽られても、落ちていない。

葉擦れの音が、ザワザワと止むことが無い。

夕刻・・・日が暮れる頃には、止むだろうか・・・?

そんな師走の初旬の頃。


宵から時雨(しぐ)れ

2016-12-04 23:50:15 | 詩のような・・・?もの

22時をまわった頃から、雨が降り出してきた。

時雨(しぐれ)。

秋とか冬の雨・・・というには、少し暖かすぎるかな・・・と思う。

慌ただしい年の瀬の・・・ふっ・・・と、エアポケットに入ってしまったような日曜の夜

時雨の音を聴きながら、ゆっくりと流れる時間の中に、身を委ね・・・

明日の事を考えるのは、ひとまず、お休みにして。

今日と明日のクロスオーバーの少し前のこの時間。

時雨の音を聴いている。

もうすぐ・・・明日か・・・。


映画:疾風ロンド

2016-12-01 21:50:52 | 演劇・映画

日付が変わって、深夜から雨。
午前中は、本降りだったもよう?・・・何故『?』マークなのかは、実は、グーグー眠っておりました。
起きたのが15時過ぎ・・・。雨は、上がっておりました。

昨日(11月30日)は、正午過ぎに家を出て、郵便局に数件野暮用。
がん保険の解約だとか、定額小為替の受取(コレは、3月に某通信会社から某通信会社にインターネットの接続を乗り換えたため違約金が発生したものをキャッシュバックしてくれたもので、ずっと忘れておりました。期限もあまりないみたいなので)、国民年金の払い込みとか・・・。
それが済んでから、市内のシネコンへ映画・疾風ロンドを鑑賞に。
そのあと、買い物だとか、夕食の支度などで、少し疲れましたので。


↑この前売券は、相方から貰ったもの。
(この前売チケットを買ったときに、相方は、他の映画館で、1ヶ月タダで、映画を見られる月間を考えておらず、タダ見してしまったのです。しかも、私の地元の映画館専用の前売りだったので、私が貰いました。余談ですが、相方は、退職してから、1か月の間に、30本映画をみる目標?を立てたのですが、本日、目標達成だそうです)

東野圭吾さんの原作。
私は、東野作品は、読んだことがないで、わからないのですが、相方曰く、たぶん・・・この映画は、東野作品に、多少、コメディの味付けをしたもの・・・のようです。
原作は、もっとシビアなんじゃないかと・・・。


存在する抗生物質が一切効果のない炭疽菌を発見した研究員が、解雇され、ソレを持出し、研究所に3億円を要求するものの、事故死。

手がかりは、4日間で、電池切れになる探知機の仕掛けられたテディ・ベア。

大学の医科研究所に勤務する栗林(阿部寛さん)は、妻に先立たれ、中学生の息子と暮らすパッとしない研究主任。
しかし、部下に炭疽菌を持ち逃げされ、ことなかれ所長の東郷(柄本明さん)から、極秘で、探索と回収を言い渡される。

送られたデータと犯人の研究員の死亡後の遺品から、日本最大のスキー場であることを突き止めるが・・・。スノーボードが趣味の息子とともに、スキー場へ赴き、探索を始めるが、研究員の折口(堀内啓子さん)とその弟(ムロツヨシさん)が、炭疽菌の横取りを狙う。

炭素菌と知らず、栗林の炭疽菌捜索・回収の手助けをするのが、スキー場のパトロール隊員の根津(大倉忠義さん)と、スノーボードで、オリンピックを目指している瀬利(大島優子さん)。

大島優子さんのスノーボードが見もの(もしかしたら、スタントかしら・・・?と思ったけれど、ご本人の趣味がスノーボードということなので、この役に抜擢されたのでしょうかね?)。

撮影クルーも凄い。

あのコース外での山岳スキーをカメラで納めたカメラマンのスキーの技術も見所か。

ドローンでの撮影かもしれませんが・・・。

迫力ある映像に仕上がっておりました。

今回、阿部寛さんのアクションがまったくありませんでした。
冴えない中年男を、カッコいい阿部寛さんが演じるとコウなるのね・・・?テルマエ・ロマエ頃からでしょうかね?こういう役柄・・・。

歳末で、クリスマスムード一色のショッピングモール街で、昼間から映画をみる贅沢さと多少の罪悪感を感じながら、楽しい2時間でした。