鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

花盛りの5月

2019-05-09 23:52:56 | 自然・気象

曇りがちな夏日。

1週間ぶりに外出。

冷蔵庫の中は、空間が多くなって、見通しはよいけれど・・・。野菜類が殆どない。乾麺類があるから、食糧調達に行かなくてもあと1日くらいは、大丈夫かも・・・と思ったのだけれど、やはり、野菜や果物は、ほしいところだし。

・・・という訳で、久々に車に乗りました。

街中は、花が一杯。

先月の4月は、桜がメインといったところですが、5月になると薔薇の勢いが凄い。フェンス一杯に零れるような薔薇の花。

6月のイメージがあるけれど、菖蒲などの水生植物も花をつけ始めました。

道路わきには、名も知らぬかわいいピンク色の花も・・・名前はなんていうんだろうなぁ・・・。

針槐(ハリエンジュ/ニセアカシア)も花をつけ始めました。近所にあった数本の針槐の大木は、伐採されてしまいあの風情を今年から見ることはできなくなりました。

藤の紫色の花房も・・・今盛り。

街は、花盛り。

 

 


薫風~フレーム・アウト

2019-05-08 21:54:44 | 自然・気象

明け方は気温5℃と冷え込み、日中24℃と気温差が20度近くあって、体調管理が難しい時期が続いている。

 

前日、前々日のニューヨーク・ダウの暴落を受けて、令和元年初日・2日目の東京株式市場でも、専ら、売り先行だったようで。

気温も乱調なら、経済も乱調か・・・。

 

それでも。

風薫る5月。

 

昼過ぎから、少し風が強くなって、気温も上がってはきたけれど、何やら、足先が冷たい。

夏日近いというのに・・・。

そして、夜は、蒸し暑いような。

 

コンフォート・ゾーンが、狭いんで、たぶん気温18℃くらいから22℃くらいが、一番過ごしやすいように思うけれど。

 

暑からず、寒からず、湿度は、低く・・・ってのが、一番よいかな。私的には。

 

風の音を聞きながら。

・・・いやいや、正確には、風が揺らす樹々の葉擦の音を聞きながら。

少々、憂鬱な物憂い午後に。

 

ふと、羽を休める鳥を発見。

 

ゆさゆさと枝葉の揺れるなか、キジバトが一羽。

休憩中であった。

 

倍率9倍の双眼鏡で覗くと、明るいまあるい茶色の目を瞬かせながら、風の中。

太い枝にちょこん。

スマートフォンのカメラだと、こんなに小さくしか映らないのだけれど。

 

キジバトは、気持ちよさそうに目を閉じたりして、遅い午後の風を楽しんでいるように、30分くらい同じ場所にとまっていて、双眼鏡で、覗くのも疲れたので、時々、裸眼で見てみるものの、裸眼だと、何処にいるのかわからなくなってしまうので、窓の桟の少し上・・・なんて、目印を覚えておいて、何度か、覗いてみた。

 風が、木の葉を大きく揺さぶるので、キジバトの身体が、見えたり、隠れたりして。

 

そんな午後を楽しんだ。

 

可視範囲は、窓枠の面積なので、そこから、飛び立ってフレーム・アウト。

   


長の連休明け

2019-05-07 23:59:09 | Weblog

 

令和に入ってから、梅雨のような日が続いていて、晴れ間が、長続きせず。

大型連休明けの本日も、くもりベースで、時々晴れ間がのぞくものの、黒い雲が出てきたり、忙しい空模様。

 

結局、10連休は、何処へも外出せず、普通の日の連続であった。

ニュースは、お出かけした人たちのインタヴュー、元号改正による皇室のニュースばかりで、不思議と誰も、悪いことは言わないので、放送局の都合の良いサクラばかりなのかもしれないと思ったりして。

 

連休最初は、新幹線が、動かなくなり、高速道路は渋滞して、低速道路になり、連休明けは、ネット銀行が、接続不能のトラブル。

 

統計的に、連休明けの電子機器には、トラブルが多いと聞く。

一説には、ヒトの休暇明けの憂鬱感の波動が、電子機器に影響を与えるとか、与えないとか・・・。

 

たしかに、会社に勤めていた頃には、連休明けとか月曜日には、結構、トラブルが多かったような気もする。

IDカードをかざしても、オフィスのドアが、開かなかったり、パソコンの接続に手間取ったり、サーバーが落ちたり。

 

イライラの波動が一番、影響があるみたいで、自宅にいても、蛍光灯の電気が切れたり、電子レンジが止まったり???そんなことを経験するひとも多いようだ。

 

原子だとか、中性子などは、観測者によって、波になったり、粒子になったりとヒトの感情などが大きく干渉する『二重スリット実験』で、証明されたとか、されないとかで。

 

スマートフォンなんかも、なんらかの干渉を受け、トラブルが発生した・・・というニュースはなかったけれど、老若男女を問わず、スマートフォンを肌身離さず、持っているひとも多い昨今、一番、人間の感情に干渉されるのは、スマートフォンなのではないか・・・と思っている。

スマートフォンが繋がらないと、イライラを通り越して、不安になるという向きも多いと聞くし。

 

まあ、いづれにせよ、長の休みのあとは、憂鬱でもある。

中には、休みは、要らないから、仕事がしたい、会社に居るほうが、家庭にいるより、ラクだ!というひとも存在するし。

 

そして、連休明けの今日の天気だ。

せめて、晴れてくれれば、幾分、気分も違うのだろうけれど。

おまけに、本日は、肌寒かったしな。

気圧も、脳内の血管とか血流に関連して、気分を揺さぶる現象のひとつだ。

 

 


雛罌粟(コクリコ/ひなげし)

2019-05-05 22:16:34 | Weblog

終日、風薫る初夏日。

 

1912年5月5日。

歌人・与謝野晶子は、夫のいる留学先のパリへ向け日本を出発。

 

ああ皐月仏蘭西の野は火の色すきみも雛罌粟われも雛罌粟

(ああ さつき ふらんすの のはひのいろす きみもこくりこわれもこくりこ)

 

フランスが最も美しい季節5月。

野の花々が、咲き乱れ・・・雛罌粟(ひなげし・ポピー)の花の咲き乱れる田園は、火の色の花・花・花・・・。

 

作家・獅子文六の滞仏中のエッセイに、フランスの5月は、薔薇や鈴蘭が美しいと書いていたし、フランスへ行くなら5月がよいようです。

 

・・・5月の風と雛罌粟。

(私は、矢車草が、風になびいている姿が好きですね。青・ピンク・紫・・・の爽やか系の色ですし・・・)

 

・・・で。

与謝野晶子。10人以上出産して・・・たぶん、若い頃は、お腹に子供が居る時間の方が、長かったというか・・・殆ど年子だろうかな・・・中には、双子もいたりして・・・多産系だったのね。

お写真を見る限りでも、なんとなく身体強健な感じがするし???

 

・・・で。

雛罌粟(コクリコ)。

 

拙宅前の休耕田一面に咲く外来危険種のナガミヒナゲシ。

地中に根を張り、他の植物の育成を阻害する物質を出しまくるようです。

 

(↓使いまわしですみません。ちょっと欧羅巴風だと勝手に思っている拙宅の前の休耕田の一部に自生した外来危険種のヒナゲシ。面積的には、小さいですが、たぶん、このような花が、いっぱいの野原があるんだろうなぁ?フランスには・・・)

 

雛がつかない・・・所謂、罌粟(芥子)の方は、アルカロイド系の麻薬・阿片(アヘン)等を採取できる栽培禁止種と、純粋に花を楽しむ園芸種とあるけれど、花の散ったあとの罌粟坊主は、気味が悪いし、花は、毒々しいイメージですかね。くねくねした茎や、棘のあるようにみえる花開く前のつぼみも・・・なんだか異形。

 

それでも、初夏の花のいろ。

 

きみも雛罌粟われも雛罌粟。

 

 


女王の単独飛行

2019-05-04 22:11:55 | 自然・気象

風爽やかな連休後半・・・。昼過ぎには遠雷が聞こえるも、雷雨にはならず・・・。

都心では、猛烈な雷と雹のニュース。

 

御天気良さげなので、冬にお世話になったダウン・コートやウール・コートを自宅で、クリーニング(洗濯しただけですが・・・)を、試みる。

居室の隣室に続くベランダで、鳥見などしていると、運動神経が鈍く、脆弱なうえに、動体視力も悪い我が目にもはっきりと・・・。

 

『シャアが、来る!!!』・・・ではなくて、『ヤツが、来る!!!』

 

お出ましになられましたのが、オオスズメ蜂の単独飛行・・・冬眠から目覚めた女王蜂でありましょう。

 

かなり、デカイ個体・・・そう、このイカレた私の目にも見えるんだから・・・。

庭の周辺をホバリング中。

オオスズメ蜂は、軒下に営巣することは、あまりないらしく、地中などに営巣する場合が、多いようなので、女王の単独飛行だったのかもしれない。

暫くすると、裏の雑木林の中へ消えていきました・・・。

 

あの一匹の女王蜂を、仕留めることができれば、巣1個体を全滅させるに等しいのだけれど。

ただ・・・拙宅に来なければ問題ないし、夜中とかに、ガラス窓に猛攻をかけなければ、駆除の対象ではありません。

 

半年ぶりの再開でした・・・。

 

スズメバチの活動は、GW前後か・・・最高気温が、20℃くらいに上がれば、活動するものらしいです。

 

対策としては、5月6月にかけて、軒下のチェックを怠りなく、女王蜂単体なら、駆除も、さほど難しくないそうで、この時期の女王蜂は、巣の設営と産卵だから、エネルギーを消費する攻撃行動は、本能的に嫌うらしい。

単独飛行している分には、ほぼ無害と言ってもいいくらいで、巣が出来て、女王の娘達が、活動を始めると、攻撃力が、半端ない。

特に秋口の新女王誕生時には、巣に近づくものには、情け容赦ない攻撃を仕掛けてくるようです。

 

それなので、この時期、軒下などに営巣されないようにするのが、よいらしい・・・なんてことは、去年の今頃なんて、全然知らなくて・・・まさか、居室の軒下に(未遂を含め4回も)巣をつくられるなんて、思いもよらず、しかも、高額料金で、撤去してもらった2週間後に、同じ場所に、同じ大きさの巣が出来たなんて・・・もうトラウマよ。

我が目を疑ったもんね・・・撤去した場所に、同じ巣ができているのを発見したときには・・・。

 

ズズメバチ(キイロ)との戦いだったのが、去年の夏・・・。

 

 

【本日の鳥見】

キジバトが、庭をトコトコ。

ツバメが低空飛行・・・夕刻から雨になるのかな?と思ったけれど降らず・・・。

夜間には、フクロウの声。昨夜は、聞こえなかったような???

 

 


憲法記念日~憲法とは、何ぞや?

2019-05-03 22:27:22 | 社会・経済

風爽やかな晴天。

やっと、(きちんと)晴れましたかね?

気温も上昇。夏日。

 

憲法記念日ってことで。

 

本は、法治国家である(らしい)。

法の定めを遵守しなければ、罰せられる(そうである)。

 

しかし、法治国家でありながら、憲法違反をしても、罰せられない(特殊な)人たちも存在する。

 

・・・皇族・・・というひとたちである。

しかし、かの人々は、戸籍(苗字も・・・)がないのだから・・・たぶん・・・日本国に住んでいる日本の国民というのとは、別の括りなんだろう・・・。

 

この法治国家には、『皇族』以外にも、戸籍や苗字があっても、現行犯で、殺人を犯しても、逮捕されない国民がいるというのは、周知のこととなった。

 

・・・所謂、上級国民という人たちで、もう有名だから、実名で書くけれど、池袋で、交通死亡事故を起こして、親子二人を死亡させた飯塚幸三という人が、最近では、有名だし、同じ死亡事故を起こしたフジテレビの元アナウンサーだった千野志麻というひとあたりが、上級国民のハシリ・・・といったところだろうか?

 

さて。池袋で亡事故を起こした爺さんの息子は、現首相の関係筋あたるひとだと聞いた。

・・・上級国民の定義は、現行犯で、殺人を犯しても、逮捕されない・・・ということで、この爺さんの元の肩書もいろいろ凄いヒトらしい。

 

そういう身分制度があるのは法治国家でも、放置国家だから、仕方がない。

交通死亡事故の爺さんも、ある程度の肩書を持つ上級国民だから、いろいろ忖度して貰ったんだろうな。

国家に貢献(何の貢献だかは、知らぬが)して、政財界に近いしいひとだから、或る程度・・・いやかなり、融通が利くのかもしれない。

だから、警察も逮捕できないんだね・・・ということは、或る程度、わかるような気がするし(じゃあ、何のための法治国家なんだと思うけれど)。


更に、更に・・・この爺さんの孫も、慶応大学というところで、フジョボーコーしても、逮捕されなかったと聞くし・・・。爺さんは偉い?ひとだったんだろうけれど、孫なんか関係ないだろに???孫迄、特権使えるのか・・・。凄いね。

・・・上級国民は、美味しい特権も、世襲制なのかぁ・・・。

 

日本という放置いや、法治国家も地に落ちたね。

もう既に、法治じゃねえし。

タテマエは、国民は、平等と言いながら、特権階級が、ハバ利かせて、殺人でも罪にならんのかね?

 

上級国民じゃないフツーの国民は、車で、ほんの少しスピード違反しても、たった5分の駐車違反でも、多額の違反金を取られるし、ケーサツで怒られるし・・・。

 

殺人犯が、現行犯で、目撃者も証人も証拠映像もあるのに、逮捕も拘留もされない不思議な法治国家のお笑い法治プレイだね・・・憲法記念日も、お笑いの日だね。

ちゃんちゃらおかしい・・・。

 


連休後半

2019-05-02 23:55:33 | Weblog

御天気安定せず。

春から夏へ移行するゴールデン・ウィークの時期は、寒気などの流入により、雷雨の発生が多かったりするようで。

先週あたりから、カエルの合唱が始まり、雨など降ると大騒ぎ、大騒ぎ。

コレから、8月のお盆前に、コオロギが啼きだす頃迄、カエルの合唱は続きます。

ゲコゲコ・・・。

 

10連休は、何の予定もなく、前半終了。

本日は、久々に、食糧買い出しなどで、車に乗りました。

ニュースで、カルガモの親子の映像が、流れていたので、貯水池あたりで、見られるカモ・・・と、思い立ち、寄ってみましたが、鴨は、一羽もおりませんでした。

そのかわり、湖沼の散歩道にいるのは、(何故か?)爺さんばかり・・・。残念。

貯水池周辺の道路には、『カルガモの親子横断注意!』という看板が立てかけてあるのだけれど(一年中)。

カルガモ・・・どこへいっちゃったんでしょうか・・・春先には、あんなに居たのになぁ・・・。

散歩する気もなくなり、自宅へ戻りました。

北の空には、積乱雲。

夏が近づいてきました。

 

 


令和元年

2019-05-01 23:28:16 | 社会・経済

 

『令和』元年初日。

朝方には、雨も止んで、薄日も差したりしていたけれど、午後になって、雲行きが、妖しくなって、本降りの雨。

 

テレビは、新天皇即位・・・そんなニュースばかりでした。

 

前回の改元は、昭和天皇崩御後でしたから、祝賀というムードではなかったようですが、あの頃は、テレビ番組を一切見ておらず、仕事は、残業ばかりで、あまり記憶がなくて、父が、癌療養中でもあり、ピリピリした日々でもありました。

 

・・・そんなことを思い出しながら、空虚な30年だったな・・・と改めて思います。

 

毎日を・・・ただやり過ごすだけの・・・30年・・・。

一体、何だったのだろう・・・???

 

ひとつの時代が、終わったのか・・・まだ終わっていないのか・・・。

 

近代の日本で・・・明治・大正・昭和・・・と続いてきたけれど、明治時代は、古き世の終わり、大正時代は、モダニズム・・・短いながらも美しい芸術の時代という印象があって、そして、世界が戦争へと向かった昭和前半、敗戦をへて復興の昭和後半・・・そして、豊かさを享受した(・・・ような気になっていた)バブル期を経て、やがて、平成へ。

 空虚なバブルの夢ははじけて、停滞の時代だった平成。

爛熟は、やがて腐敗へ・・・その腐敗が、令和の世の中にどう反映されるのか・・・。

 

腐敗のまま、終わるのかもしれませんし、腐敗の中から、何かが、生まれるのかもしれません。

 

混沌としたカオスの中・・・。

 

次代は、たぶん・・・『ゼロ』に戻っていくのかもしれません。

その向かう先の『ゼロ』とは、何かを見極めたものだけが、生きる証を見つけるのでしょう。

 

平成最終日は、『雨』になりました。

平成の泥を祓う禊の雨かと思いましたが・・・令和元年・・・日付が変わっても雨は、降り続いておりました。

 

或る方のブログに、『令和』の『令』に、『雨』がふる令和元年・・・そして、『零(ゼロ)』。

言いえて妙だなと思います。

 

改元前に感じた空虚感・・・まさに・・・零の世界・・・。

 

そんなイメージの・・・令和元年初日。