鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

去年の今日は・・・。

2022-04-17 22:25:37 | Weblog

どんよりとくもりがちな日曜日。

日中は、日差しも・・・の予報だったけれど、その日差しも期待できず・・・。

 

毎日、毎日・・・去年の今日は・・・なんてことを考えていて、去年の今日は、去年の明日(4月18日)に母の納骨・四十九日を前にして、なにやら、落ち着かず、眠れもせず・・・だった・・・ような(いろいろと雑事も多くて、去年のブログは、書いていない)。

 

母のお骨が、お墓の下で、眠る日の前日。

仏壇の横にしつられた祭壇に置かれた骨壺の前で、

『明日で、この家ともお別れだね。』

などと言いながら。

 

去年の4月は、母の死に伴う事後処理が多くて、年金事務所も予約制で、数週間先にならないと予約が取れないってことだったし、年金事務所へ向かう途中、通行区分帯違反で、罰金を支払うコトになったり、仏壇に通じる母の居室の障子張替(しかも雪見障子で、ちょっと難しかったり???)、四十九日の法事の準備・・・その他いろいろとちっとも気が休まる暇もなくて、右往左往しながら、日々をナントカやり過ごした感じだった。

不眠も長期間続き、精神的にも身体的にも辛くて、苦しい日々だったと思う。

・・・今も、それは続いていて、それでも、去年よりは、幾らか、マシ・・・になったのかと言えば、睡眠時間が、やや持続するようになったのは、このままでは、脳も身体もおかしくなってしまう・・・と私を、コントロールする別の私???みたいなものが、

『なんとかしてやらねば、死んじまうかも?』

と判断し、なんとか、生存させてくれているのかも知れず、ソレは、ソレで、やはり、きちんと眠らないと、廃人になるのかもしれぬ。

私の母も、半世紀近く、不眠症に悩んでいて、些細な身体の不調、人間関係、他のひとが、悩むことか???といような細かい事で、思い立つと悩んでいたので、私も似てしまったのか・・・と思う。

眠れない・・・と深夜に起こされ、延々とグチを聞かされることも、多々あって、母の本当の不安って、何だったのだろうかと思うと、それは、一重に、

『死ぬのが怖い』

ということに尽きる。

人間として生まれれば、それは、一日一分一秒と死へ向かう旅なのだろうし、避けようもないのに、それを恐れ、その死にもっとも直結する身体の不調を過度に気にして、それで、また不安を呼び・・・の連鎖で、身体の調子のよい年に数日訪れる日には、少しは気は晴れるけれど、その調子のよい日を味わってしまうと、不調が更に強くなってしまう・・・という負の連鎖だったのではないだろか。

それ程、恐れおののいていた母の死は、静かにやってきて、苦しむことなく、コトン・・・と逝ってしまったのは、母にとっては幸いで、私にとっては、最大の不幸だった。

ちゃんとお別れくらい言ってからにして欲しかったのに。

 

そして、訪れた地獄のような日々。

この1年は、煉獄に居るような日々で、母に恨みごとを言う日々でもあった。

 

 


山桜

2022-04-16 17:42:35 | 自然・気象

3日ぶりの晴れ間。

気温も20度近く上昇したけれど、風も冷たい。

あと2週間足らずで、ゴールデン・ウィークだけれど、会社勤めを辞めてから、この季節は、それ程、嬉しくもなくなった。

会社員だった頃は、今の時期が一番楽しかった。

3月の月末・年度末決算も終わって、そして、4月の2週目頃から始まる健康診断が、終わるのが、今頃で、あとは、8日から10日間前後の長い休日をどうすごそうか・・・と計画だけは、考えるものの、いつも寝たきりで、終わってしまっていた長期の連休。

ここ一週間で、居室隣接の雑木林は、緑が一杯になって、若葉の頃。

緑が、光に透けて、たぶん一番美しい季節。

乾いた爽やかな風が気持ちよいし、本当に良い季節。

 

いつもはなびらが散って咲いているのに気づく、拙宅の山桜も満開。

山桜の種類にもよるだろうけれど、拙宅庭の山桜は、背が高く見上げないとわからない。

かなり高い位置で咲いている。

ソメイヨシノのような華やかさはないけれど、遠目からだと緑の中で、ひときわ美しい。

願わくば、すこしでも、この爽やかな季節が、続いてくれたらよいのに・・・と思うけれど、また真夏日のように暑い日の出現が、続くのだろう。

そして、本格的な雨季となり、大嫌いな夏になる・・・(と思うと、今からウンザリ・・・である)

 

 

 

 

 

 


流血②ハイドロコロイド絆創膏

2022-04-15 23:59:09 | 健康・病気

昼前より、時折、本降りの雨。

真冬に戻ったかのような寒い週末。

 

おろし金で、自分の指迄、おろしてしまい、流血した傷がふさがらず、防水救急絆創膏を、水を使うたびに、貼り替えていたので、在庫切れとなったので、近所のドラッグ・ストア迄、小雨のぱらつく中、買い求めに出かけた。

一昨日、外出した序でに買ってくればよかったのだけれども、後回しにしていたら、1箱使い切ってしまった。

最長5日間、貼り替え不要の高額のハイドロコロイド絆創膏を買い求め、早速、貼ってみたところ、傷の周りが白く膨らんできて、痛みも止まったし、なにより、水に浸かっても、浸水せず。

コレは、優れものだわな・・・最初から、コレを買っとけばよかったんだ・・・。

もっと早く使っていれば、傷の治りも早かっただろうに・・・。

傷は消毒せずに、流水で洗った後、ハイドロコロイド絆創膏を貼っておく・・・といった、今迄とは、違う手当方法だけれど、昔は、絆創膏を剥がすたびに、消毒液(過酸化水素水とか、アルコールとか)をドバドバかけて洗浄していたから、治りが遅かったようで。

傷口は、まず乾かす・・・というのが常識だったんだけれどな。

 

ガンとか、腎臓病とか、高血圧とか・・・。

様々な病気の治療方法が、誤ったものであることが、最近、知れ渡ってきて、医療ビジネスの闇の深さが、バレ始めているようで。

 

かの・・・新型コロナワクチンのモデルナさんも、米国株式市場から、撤退???(真偽はわからんけど)ってハナシらしいけれど?

世界的な薬害だよね・・・たぶん。

で、かのモデルナさん。ハゲそうで、一部では、モデルナ!逃げるな!ハゲるな???だとか・・・。

 

 


ヤモリ(2022)

2022-04-14 20:48:42 | 自然・気象

終日どんよりと雨雲に覆われた冬に逆戻りしたような寒い一日。

昨日は、30℃越えの真夏日でしたが、一転、また冬に戻ってしまったような肌寒さ。

 

昨日は、夏のような暑さで、夜になって、居室の窓に、3匹のヤモリが、張り付いておりました。

今年初めてみたヤモリでした。

(↓窓ガラスが汚い!目がうるうるしたヤモリでした)

大きな太ったヤモリと、中くらいのヤツ、もう一匹は、まだ小さいヤモリでした。

 

数日前は、オオスズメバチ女王。

そしてヤモリ・・・となれば、台所でも、例のアレが見参かも。

 

でも、この気温の急降下で、流石に、寒いのか、本日は、ヤモリの姿は、ありませんでした。

居室隣の雑木林では、もう新緑がいっぱい。

山桜も散り始め、八重桜が咲き始めました。

ぼぉ~としているうちに、季節は、夏に向かって、疾走したところ、台風?の影響らしく、冬に戻り、明日もお天気よくなさそう。

なかなか、体調管理の難しい時期になりました(・・・まあ、コレは、一年中言ってますかね?)

気温差は、ダメージが大きいようです。

ご自愛ください。

 

 


流血

2022-04-13 23:23:23 | Weblog

最高気温30℃越え。もう夏なのか・・・???

 

昨日。

珈琲サーバーの底に少し残っていた珈琲を温めて飲もうと思って、直火にかけたのを、すっかり忘れて、ガラス製サーバーを空焚きしてしまった。

底に薄いヒビが入っており、あと数回直火にかければ割れるのは、時間の問題だし、なにより、焦げの匂いが取れないのだった。

 

国産で、直火にかけられるサーバーは、ホームセンターなどでは、とんと見かけない。

以前、同じものを空焚きして、ダメにしたので、注意はしていたのだけれど。

幸い、空焚きするとガスの火は、自動消火する仕組みで助かった。

 

そして、夕刻。

人参をすりおろしていたら、手が滑って、右親指の側面を、ズルリ・・・と一緒に擦り下ろしてしまった。

おろし金だから、大したことないだろう・・・とタカをくくっていたら、破れた皮膚から、ドバっ!と血が噴き出てきて、こりゃ、困ったわ・・・。

流血!だわな・・・。

 

急いで、救急絆創膏を取り出して、貼ってみるものの・・・。

防水タイプの絆創膏の傷パットが、真っ赤になって、絆創膏から、血がにじみ出した。

コレは、結構、深くすり下ろしてしまったようで、案外、大量?出血なのかもしれないな。

 

何度か張り替えるたびに、傷口から、血がにじみ出して来て、ホント・・・困ったわ。

右手のみに、ニトリル手袋をして、夕食の支度をして、食事を済ませ、後片付けも、手袋をしたまま。

そのあとも、数回、救急絆創膏を張り替えて、就寝した。

 

翌日。

流血?は、一応とまったけれど、水を使うたびに、剥がして張替ているから、傷口がなかなかふさがらない。

 

以前、夏井陸医師の『傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚科学(光文社新書)』で、『ハイドロコロイド絆創膏』を貼りっぱなししておくと、治りが早い・・・という記述があったのを思い出して、本日の外出のついでに買ってこようと思っていたのだけれど、なんだか疲れていて、ドラッグストアに寄るのが、面倒になって、帰宅してしまった始末。

いまつかっているのは、ケアリーヴという防水タイプの救急絆創膏なのだけれど、コレも、普通の救急絆創膏よりは、強度があっていいような気がする。

案外、高額だったけれど、今回の流血で、大分、使ってしまった。

 

大昔、首元の切開する手術を受けたけれど、傷口にカーゼを当てて、その上から、絆創膏で、止める処置を受けたけれども、かぶれて、痒くて、傷も痛く、皮膚も痒く・・・と結構、辛い思いをした。

皮膚は、案外強いと思っていたので、意外だった。

・・・その強いという根拠は、ニキビが殆どできない皮膚だったので、そう思っていたのだけれど、外部の刺激で、簡単にかぶれるんだ・・・と思った次第。

私の働く細胞ちゃんたちに、頑張ってもらって、早く新生した皮膚を得たいもんだ・・・などと思う四月の真夏日。

 

 

 


女王覚醒の朝

2022-04-12 12:24:36 | 自然・気象

朝、キッチンで、珈琲をいれるお湯を沸かしていたら、なにやら、恐怖を呼び覚ます羽音がする。

 

くもりガラスで、よく見えなかったのだけれど、あの大きさは、たぶん・・・オオスズメバチ・・・今の時期だから、冬眠から目覚めた女王蜂だろうか。

スズメバチの女王は、これから、冬眠明けで、弱った身体を養い、巣を作り、産卵して、働き蜂の誕生迄、ひとり戦いの日々を送ることになるのだろう。

誰も助けてはくれない。

たったひとりで、娘達であるワーカーの誕生、育児。

ワーカーが、女王の代わりの働き手となる迄。

 

昨年秋に、誕生した女王蜂のひとにぎりの蜂だけが、営巣して、女王として君臨する。

そんな女王覚醒の朝だ。

 

女王の覚醒は、これから始まるであろう過酷な日々には、似つかわしくない程、さわやかに晴れた四月の初夏のような朝。

 

ブナ木の甘露蜜なんか食べながら・・・種類は違えど、コレは、蜂からのお恵み。

 

生き延びな・・・女王様。

ヘタレで、アホウな私の応援なんて、女王には、迷惑なだけだろう。

それでも。

生きるか死ぬか・・・存亡をかけての戦闘の始まりの朝。

 

幸運であれ。

そして秋迄・・・生き延びよ。

 

 

 

 


歩いてみる・・・/思川桜

2022-04-11 23:06:58 | Weblog

曇りがちだけれど、最高気温は、25℃を越えて夏日。

今年初の半袖Tシャツを着て外出。

 

このところ、ちょっと体調不良で、横になって動かない日が多くて、腰痛気味。

少し、歩いてこようか・・・と思い、郵便局へ行く御用もできたので、郵便局近くのドラッグストアに車をパークさせて、周辺をぐるりと一周。

約40分前後・・・歩いてみる・・・。

 

とことこ・・・と。

 

歩行禅などやってみようかと思ったけれど、つい、いろいろな雑念で、頭が一杯。

周囲の花、住宅、雲の多い蒼空、紫外線?、初夏の気温の風。

やっぱり、4月5月って、もう夏なんだわなぁ・・・などと思いながら。

 

亡母は、かなり高齢(86歳)になる迄、自転車に乗っていた。

腰痛と脊柱管狭窄気味になってからは、自転車と歩行で、脚を鍛えていたせいか、荼毘にふしたときに、火葬場の職員さんが、

『大腿骨が、しっかり残っています。』

と言っていた。

年齢の割には、しっかりした骨だったんだろうなぁ・・・あんなに骨と皮ばかりの婆さんだったのに。

 

70歳代から80歳代前半にかけては、往路は、バスを利用し、駅付近迄行って、復路は、徒歩(45分くらい?)で、帰宅する・・・なんてことを毎日のように行っていた。

私なんかより、余程、丈夫だったんじゃないか・・・と思う。

年齢の割には、体力があったのだった。

 

私のように、たまに、気候がよくなったから、ちょっと散歩してみようかな・・・と言う訳ではなくて、夏でも冬でも、歩いていて、歩く目的に、ドラッグストア、コンビニに買い物に行く・・・という御用(本当は必要ないのに)を作って、歩いていた。

だから、89歳8か月(?実年齢)迄、生き延びたのだろうか。

食生活は、炭水化物・・・(特に、甘い物が好きだったから)・・・コレを改めれば、もっと長く生きられたのではないだろうか???

たんぱく質、ミネラル、ビタミンなどは、不足していたんだと思うけれど、朝から、シーチキンの缶詰を開けて、姪の猫に、

『一緒にお魚を食べようね。』

などといって、半分こしていた。

だから、猫は、母が大好き?だったようで、いつも母の後をくっついて歩いていた。

 

母のマネをして、歩いてみたけれど。

近くの公園では、いま、思川桜が、満開。

 

ソメイヨシノと十月桜のハイブリットってコトだけれど、クローンのハイブリットって、今の流行病・新型コロナのオミクロン?みたいなものかな???とバカな頭で考えてみた。

ぽってりと毬型の房状に咲いて、色味もソメイヨシノよりは、ピンクがかっていて、蕾もぽっちりと赤い。

思川桜が終われば、春も爛熟してきて、既に、カエルの合唱団が結成されつつあるようで。

そんな夏めいた一日。

 


夏日(2022)/散る桜/救急車➁

2022-04-10 21:44:22 | Weblog

最高気温27℃。夏日。6月上旬頃の気温とニュースは伝えていた。

去年の夏日は、4月の下旬頃だったから、半月以上早い夏日の出現。

台風1号も接近中だとかで・・・???

 

午前中より県央へ。

車のエアコンを冷房に。

オープンカーなども見かけて、気持ちの良い初夏のドライブ日和・・・ではあった。

日光だとか、那須などは、コレから桜(染井吉野)が、見頃なんだろうなあ・・・。

 

出がけに、取りだめておいた録画のドラマをながら見していたら、

『ソメイヨシノは、もともと1本の木で、今咲いているのは、クローン』

という科白(セリフ・・・と読むんだけれど、なんだかテレビドラマに科白というのは、似合わない。それはテレビという媒体が、軽薄なんだろうなぁ・・・やはり科白というと演劇なんだよな・・・もう随分、遠ざかってはいるけれども)が、あって、ソメイヨシノは、クローンで増えるのか・・・などと思ったり。

戦意高揚に使われた歴史もありますかね?

お国のために、死んで来い!みたいな???

桜のように美しく散れ・・・とか???

大本営は、理不尽だな・・・(今の政府もおんなじだわね。外国には、お金配って、国内では、インフレなのに、税率は下がらんし。税金で、パンダみせてあげる・・・ただし、ワクチン3回接種してくれたらね?って・・・バカじゃね???)

 

県央国道の交差点で、救急車に遭遇。

私は、随分長いコト、車通勤をしていたけれども、ラッシュ時に、救急車に遭遇したことは、10年に一度くらいしかなくて、慣れることがないので、運転中にサイレンを聞くと、緊張してしまう。

自分の車の前に、車が居れば、ソレに倣えばいいのだけれど、最前列だったら、どうしよう・・・とビビリまくり。

 

・・・考えてみれば、自宅に籠っていても、朝から深夜迄、救急車のサイレン音を聞かない日はない。

・・・ということは、やはりあの予防薬の後遺症とか・・・ソレなのか・・・。

 

救急車に乗ったのは、自宅で、ぎっくり腰になって、動けなくて、病院迄、運んでもらったときと、昨年、母が自宅で亡くなったのだけれど、まだ心停止はしていなかったので、救急車で、市民病院迄、運ばれたときの付き添いだった。

どちらの場合でも、救急車って、どうしてあんなに振動するんだろうなぁ・・・乗り心地は、最低で、ガタガタして、患者さんに悪い影響が出るんではなないだろうか・・・と思ってしまう。

いづれにしても、街中では、出会いたくない救急車。怖い。

 

 


自然海塩/桂皮

2022-04-09 23:10:00 | 食・料理

よく晴れて、夏日一歩手前の最高気温23℃

 

冷凍食品の南瓜で、サラダを作る。

材料は、カボチャ、乾燥レーズン、玉ねぎ、胡桃、マヨネーズ&塩胡椒

自然海塩で、味付けしてみたけれど、なんだか味がしないような気がする。

ちっとも美味しくない。

いつも使っている塩も、ちょっと違うような気がして、コレは、もしや・・・味覚がヘンになったのか・・・???

 

味覚障害と言えば、亜鉛不足かも。

・・・ストレスが続くと、味覚が無くなるというけれど。

 

亜鉛の含有量の多い食品を調べてみると、

『牡蠣』などをはじめとした魚介類、牛肉の赤身、種果類(ナッツなど)、鶏卵など。意外なのは、珈琲などにも亜鉛が含有されているらしい。

・・・足りてるか足りてないかは、わからないけれど、含有している食品は、食べている。

 

自然海塩は、マグネシウムが多いので、普通の塩程、塩辛さは、感じないのかも。

そして、何よりも、冷凍の南瓜の味自体が、不味かったようで、カレー粉など振りかけたら、味的に少しよくなった(ような気がする)。

 

買い置きしていた人参も消費する機会がなくて、日々と鮮度が落ちてくるのが分かる。

芽が出てしまったので、人参1本丸々消費するには、やはりキャロット・ケーキか。

キャロット・ケーキ本体に、あまり甘みを加えないスパイシーなキャロット・ケーキのレシピを、Youtube動画で、オテル・ドゥ・ミクニの三國シェフが上げていたので、参考にさせていただいた(あくまでも、参考なので、高額な材料などは、使えないし、家の台所にないスパイスなどは、割愛して作りました)。

ニュー・ヨークスタイルのキャロットケーキは、クリームチーズなどで、コーティングしたりするけれど、私は、甘露蜜(ハニーデュー)と林檎煮などを載せて朝食にする。

キャロット・ケーキに欠かせないセイロン・シナモンは、ゴースト毛細血管を復活させる効能があるとのことなので、使っている。

漢方薬の桂皮にあたるようで、母の使い残した漢方薬にもよく使われていたようだった。

 

 


映画:Haute Couture オートクチュール

2022-04-08 22:10:20 | 演劇・映画

最高気温20℃越。

市内の桜は、ほぼ散ってしまったようなのだけれど、路上に散った花びらが、強風で、舞い上がり、桜吹雪。

 

朝から、県央のシネマ・コンプレックスで、『Haute Couture』を鑑賞。

クリスチャン・ディオールの工房で、お針子の頂点を極めたエステルは、引退まじか。

仕事一筋で、娘とも断絶状態。糖尿病を患い、孤独な日々の中、移民の娘でスリのジャドにバッグをひったくられた。

ジャドの手をみた瞬間、その器用さを見抜き、お針子見習いにスカウトするが・・・。

ジャドは、鬱病を病む母親の介護、宗教など、問題も多く、ディオールの工房でも、たびたび問題を起こしてしまう。

 

安価で大量生産のフリースを着用するジャドと、シルクの上質な服を日常的に纏っているエステル。

着用するひとにとって、用途はさまざまだけれど、本物のシルクの価値を知る人は、激減している現代。

本物の価値、古き佳き美しいアトリエに流れ堆積する時間、フェルメールの静謐な世界を思わせる空気感のある映画。

フランス映画は、起伏が少なくて、淡々としていて、少し退屈だけれど、私は、こういう映画は、好き。

或る意味、退屈さも魅力のひとつなのが、フランス映画かも・・・。

 

美を縫い込む技術の世界。

機械だったら数分で終わるであろう作業を人の手で行う服飾づくりの技術。

私には、縁のない仕事だけれど、こういう職人になれたら、それはそれで、物凄く幸せだったかも・・・とか、思ったりして。