鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

月命日(13)/春の野の花

2022-04-07 21:02:31 | Weblog

もったりと曇った一日。

満開になった庭の山桜も、くもりがちの空でどんより・・・。

庭先には、菫(すみれ)、たんぽぽ。春の野の花。

母の好きな野の花たち。目立たぬように、ぽっちりと咲いていた。

母は、イエローのよく似合うひとだった。

蒲公英(たんぽぽ)の色。

 

お仏壇の掃除。

経机を拭いたり、香炉灰を均したり。

先月の始め頃買った菊花は、まだ咲いていて、少し色褪せてはきているけれど、まだ少し持ちそうだ。

4月に入って寒い日が続いたから、生花も長持ちしてくれる。

気温が上がると、たちまち水が濁り、枯れてしまう菊花だけれど。近所の某・反日スーパーのショッピングモールの花屋の廉価品だけれど、優秀だな。

3束600円で、1カ月以上、長持ちしているし。

 

 

正午過ぎから、お寺へ。

13回目の月命日。

特に、言うこともなかったけれど。やっぱり、ちゃんとお別れ言いたかったよ。意識があるうちに・・・。なんてことを思ったりした。

 

去年の今頃は、来る四十九日の納骨を控え、そして、市役所だとか、年金事務所だとか・・・空虚な気持ちで、過ごしていたんだった・・・なんて思いだしたり。

 

今日は、市内の公立高校の入学式だったようで、高校前に入学式の看板の前で、写真をとる親子連れとか。

街中は、盛装(正装?)の父兄(・・・というか、おかあさんとか)。

 

春は、スタートの時期なんだな・・・と改めて思ったりして。

私は、留まったままだけれど。

 

日中は、なんとなく暖かだったので、冷たい蕎麦でも食べるか・・・と思って、切らしていた乾蕎麦など購入。

でも、夕刻になって、ちょっと冷え込んできたので、けんちん蕎麦に変更。

蕎麦類も、あまり食べなくなったな・・・母が亡くなってから。

母は、無類の麺類好きで、二日に一度は、麺類でいいと言っていた。

蕎麦だけは、冷たいものを好んだけれど、やはり寒い冬などには、けんちん蕎麦などは、食べてくれた。

根菜類をたくさんいれるから、栄養も有るし、温まるし、作るのか容易だったし。

 

夕刻。フクロウが鳴いていた。

昼間は、ウグイスが、大音量。

母が、ウグイスの鳴き声を聞いた最後って、何時頃だったのだろうか・・・5、6年前は、補聴器があれば、会話の聞き取りも可能だったかな。

 

今年も、ウグイスが鳴いているよ。

花爛漫の季節だよ。

 

 

 

 


『キエフ風』カツレツ

2022-04-06 22:34:04 | 食・料理

午前中は、もったりとした曇り空。

午後から晴れ間が、出てきたけれど、昨日のお天気予報では、終日の晴れ・・・ってコトだったんだけれど。

なんだかすっきり晴れないような花曇り。

 

 

ロシアのウクライナ侵攻で、『キーウ』という都市名をニュースで伝えているけれど、ウクライナでの呼び名が、『キーウ』ってことで、ロシア語では、『キエフ』と言った。

世界地図帳にも『キエフ』との記載であったのだけれど。

 

今から四半世紀以上も前の話である。

拙宅より、東進し、車で、30分くらいかかる隣県の隣々市の国道沿いに『キエフ』という名前のレストランがあって、あまりこちら方面に御用がなくて、それ程、頻繁に通行することもなくて、でも、通過したときには、一度、寄ってみたい・・・と思っていた店舗であった。

・・・で、一度行ってみたいね・・・と、その当時のアルバイト先の医大(あまり記憶がないのだけれど、その辺は、随分と曖昧で、思い違いかもしれない)の教授秘書さんと訪れたのが最初で、最後。

去年だったか、一昨年だったか、その前だったか、もっともっと前だったか・・・お店の建物は、残っていたのだけど、既に廃業していた。

その『キエフ』で食べたのが、『キエフ風カツレツ』で、チキンカツのお肉の中に、バタークリームが入っていて、ナイフを入れると、融けたバターが、ジュワーっとあふれ出てきて、コレが凄く美味しかった記憶があって、また誰かを誘って・・・と思っていたら、数十年経ってしまった・・・という現在。

その『キエフ』が、政治的な・・・???で、『キーウ』か・・・なんだか、間が抜けたような都市名になってしまったようで、感じ方の違いなのだろうかね???

それにつけても・・・アレは、やはり『キエフ風カツレツ』であって、『キーウ風カツレツ』ではなかった。

 

ウクライナと言う国のバックにいるのは、かのユダヤで、なんだかな・・・と思う。

どうでもいいけれど、『事実』を報道してほしいものだよな。

フェイクは、もういいや。

 

その後、『キエフ風カツレツ』のレシピも何度か、散見する機会もあったのだけれど、母が亡くなってから、天麩羅も揚げなくなった(母は、天麩羅が好きで、お蕎麦などの麺類の食事のときには、少量だけれど、天麩羅を供していた)ので、キエフ風カツレツを作る機会もなかった。

この先、何処かで、『キエフ風カツレツ』を食べるチャンスはあるだろうか?

 


夕暮れチャイム②

2022-04-05 21:43:18 | Weblog

朝方は、どんよりと曇っていて、暗かったので、10時過ぎくらいまで、うとうと眠ってしまった。

 

お昼頃より、晴れ間が少しでてきて、林檎ジャムを煮たり、姫胡瓜で、ピクルス等の常備菜を作ったりして、午後を過ごした。

 

午後6時になると、隣接の中学校から流れ来るチャイムの夕焼け小焼け。

でも、ここ数か月・・・聞いていなかった・・・というより、チャイムは、(たぶん)365日定期的に鳴っているのだと思うのだけれど、聞こえていても、私が、知覚しなかったのかもしれない。

母が亡くなった頃、このチャイムを聞くと、物凄く悲しくなって、母の生存時には、このチャイムを聞く頃は、母に食事を供して、薬を飲ませて、食事の後片付けをして、自分も食事をして・・・という時間帯で、母に関することを、行う時間帯だったので、1年前は、もう母にしてあげることは、何もなくなって・・・みたいな感じで、それが、物凄く、切なく、悲しかった。

・・・それで・・・暫く、時折、このチャイムを聞くことはあったけれど、昨日今日と、はっきり、聞こえてきて、やっぱり、このチャイムを聞くと、悲しいなぁ・・・とか、思ってしまう。

昨日のように、映画などみて、少しだけ、気が晴れても、戻ってきて、チャイムが鳴っていたり、今日のように、はっきりと聞こえたりすると、たちまち、気持ちは、沈んでしまう。

もう何もかも面倒だし、私には、別段、やりたいこともないのだから、このまま、母のところへ行きたいなぁ・・・待っててくれるって書いてあったんだから、早く迎えにきてくれぇ・・・と、半ば、こりゃ、もしかすると鬱病かもなぁ・・・と思う。

本当に、何もしたくない。

何をしてもあまり楽しくないし、この先、こんなんで、生きていても、仕方が無い・・・と思われて来る始末で。

 

母が死んで、1年と29日で、明後日は、月命日だな・・・。

 

もう墓参りも面倒だな・・・。

そう思いつつも・・・。

 

 


劇場版 舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵

2022-04-04 22:22:22 | 演劇・映画

最高気温10℃に満たず、冷たい雨の降る月曜日週明け。

2月頃の気温ということで、真冬に逆戻り。

桜の花びらも雨にふるえているかのようで・・・。

 

朝から、県央シネマ・コンプレックスで、「劇場版 舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵」を鑑賞。

毎月連続で、8作品を上映予定なので、ちょうど半分。

国宝やら重要文化財になっている日本刀が、人間の姿で、歴史改変を目論む時間遡行軍と対決する物語。

今回は、豊臣家に伝わる刀達が一同に会し、大阪冬の陣に出陣。

それにつけても・・・今回も・・・名刀・三日月宗近の出番がなかった・・・のは、ちと残念。

全編の物語のけん引役の山姥切國廣の美しさは、相変わらず。

初回登場の宗三左文字再登場。このひともとても美しい(かの『鬼滅の刃』で、鬼舞辻無惨役を演じて、漫画のビジュアルそのものでした)。

 

休憩時間を含む3時間45分の上映。

 

ヴィジュアル重視の刀剣男士たちの活躍は、まだまだ続く・・・ようでして。

 


雨降りの暗い日曜日。

2022-04-03 21:33:43 | Weblog

午後から、本格的に雨降りだす・・・。

冬に逆戻りしたような寒い週末。

 

朝8時過ぎに起きて、いつもなら、日曜日の朝は、母が亡くなったことを思い出すのだけれど、今日は、全く思いださなかった。

悲しみのバナナケーキの残りを、珈琲で、朝食替わりにして、雨はまだ降って来ないけれど、あまりな冷え込みなので、布団の中に潜り込んで、ユーチューブなど、聞き流していたら、昼前迄、眠ってしまった。

母が亡くなる前は、大体、昼前くらい迄、寝て居たりしたのだけれど、ここ1年ばかり、余程、疲れていない限り、朝は、普通に起きていた・・・普通といっても、7時とか8時だから、そう早い・・・ということもなくて。

母が居た頃、昼前迄・・・ウダウダ寝ていたんだなぁ・・・ソレだけ、安心していた・・・というか。

午前中に眠るのって、安心してないと眠れないんだよね。

今日は、くもりがちで、暗かったし。

 

なんだか、やるべき仕事もないし、ただ、漠然と時をやり過ごす身なのに、勤め人のころの習性が抜けなくて、いつも、『何かやらなくては・・・』という強迫観念に取りつかれて、時計ばかり見ている時間病だから、始末に負えない。

ほんと。バカ。

暗い午前中は、寝ているに限る・・・。

 

眠って居てもいいんだよ。

そしたら、イヤな夢をみた。

やはり、昼間は、眠ってはいけないのかもしれない・・・などと思いながら、御茶など飲んで、気を取り直す・・・いやいや・・・取り直すって、嫌いなひとが使っていたから、あまり使いたくないんだけどね。

取り直す程の『気』なんて、今の私には、全然無いし。

 

・・・といった体たらくの暗くて寒い雨の降りだした日曜日。

 

 


花冷え/小麦断ち

2022-04-02 21:51:21 | 健康・病気

良く晴れても、空気が冷たい花冷えの土曜日。

 

夕刻になると、体温が37度超えてしまうのは、微熱って、ヤツなのか、それとも、母が亡くなって、お菓子などをあまり買わなくなって、食事が整ってきて???、体温自体が上がってきてるのか・・・そのヘンのところはよくわかないのだけれど。

少なくとも・・・。

母が、熱感を訴えていたのは、36度5分を超えると、もう微熱だと大さわぎをして、身体が熱くて、おかしいというようなコトも、私の場合は、無いので、やはり、天日塩、重曹クエン酸、にがり、セイロンシナモン、牛蒡茶などを常食するようになって、体温が、上がってきたのかもしれないし、或いは、微熱が出るような病なのかもしれない。

昔は、微熱があると、即、結核!じゃね~のか???というハナシになっていた(我が家では・・・)。

そういえば、アレ程、猛威?を奮っていて、小学生のときは、ツベルクリン反応の結果、陰性のひとは、BCGなんていうスタンプみたいな注射?をしていた時代もあったけれど、今は、どうなってんのかしら???

 

・・・で、週末で、桜満開で、花冷えで・・・。

日中も、部屋にいると指先が冷たい。

 

朝は、『悲しみのバナナケーキ(昨日の拙ブログをご参照下さい)』に、林檎とパールタンカンを、煮たジャムを載せて、珈琲で、楽しんだ。

この『悲しみのバナナケーキ』も、悲しみだった頃は、ホットケーキミックスで、作っていたけれど、小麦は、身体によくない・・・というハナシを聞いたので、オートミールを粉砕して粉にして、小麦粉の代わりに代用しているから、小麦のあのフワっつとしたケーキ感というのは、殆どなくて、やはりちょっと重い感じもするのだけれど。

亡き母が、大の麺好きだったので、うどん、ソーメン、ラーメン、蕎麦などの麺類は、日常の食卓には、欠かせなかったのだけれど、最近は、週に一度、パスタを食べるくらいで、なるべく小麦からは、遠ざかろう・・・と思っているし、自分以外に、食べる人がいないから、小麦断ちも割とたやすいような気がする。

ただ・・・。菩提寺近隣のオーストリアパンのベッカライのパンだけは、どうしても食べたくなってしまう。

幸い・・・というか、あのベッカライは、拙宅から、距離があるので、ちょこっと買出しっていうのも面倒なので。

昔は、1日2食に、小麦が主食・・・ということもあったけれど・・・というか、小麦自体主食という位置だったけれども、朝食に、パンなどの小麦製品を取ったときに、夕食には、小麦を食べない・・・ということにして、少しづつ、量を減らそうかと考えている。

でも・・・小麦って、なんであんなに美味しいんだろうなぁ・・・ケーキとか・・・特に焼き菓子には、欠かせない。

 

クリーム、ヨーグルト、チーズなど、乳製品もあまり多く取らない方がよいとも聞いている。

ピザとか、パスタとか・・・小麦と乳製品って、美味しいものが多いんだよなぁ。

 

美味しいものは、身体に悪いっていうか・・・私の好きなものは、身体に悪いっていうか・・・。

 

 


桜と悲しみのバナナケーキ

2022-04-01 21:40:36 | Weblog

曇りがち。最高気温10℃の花冷えの週末の年度初め。

 

市内でも、一番だと思っている高専通りの桜並木の桜も、ちらほらと散り始め。

(使いまわしですみません。コレは、市内中央の城址公園の桜です↓)

満開を待つ頃は、春の嵐の到来。

花散らしの雨。

春の嵐。

桜の季節は、なんだかいつも胸が、ざわざわして。

 

母の仏壇のお供えのバナナも、そろそろ・・・と言う感じだったので、バナナケーキを作成。

去年、母の亡くなる前日にも、バナナケーキを焼いて、翌日の日曜日の朝食にしようと思っていたけれど、食べることもなく、何も食べられなくなって・・・というより、母の買ってくれたカステラで、母の葬儀までの数日間凌いで、バターたっぷりのバナナケーキは、胃に重くて、食べられなくて、廃棄した哀しい思い出。

ソレ以来、あまりバナナケーキは作らなくなってしまった。

バナナケーキは、悲しい思い出になってしまった。

 

桜と共に・・。

桜も・・・。

誕生日(戸籍上の)を1週間前に控えて、母は、死んでしまったから、去年の桜は、悲しかった。

桜は、悲しい花となったのが去年だけれど・・・。

15年(くらい)一緒に暮らした三毛猫も・・・母の(戸籍上の)誕生日に、行方不明になって、戻ってこなかったから、私にとって、3月は、悲しみの月になっている。

 

・・・で、本日は、その忌月も開けた4月1日。

買出しに出かけ、食糧品の値上がりに、びっくりした!

645円だった珈琲豆が、700円を超え、いきなり50円以上も値上げかい!!!

グラスフェット牛乳が、500ml で、400円を超えていた(誰が買うのか???)

 

これから物価も上がって、インフレなのか・・・かのデフレスパイラルを、いきなり脱却てコトでいいんだろうか。

恐怖でもある・・・。