友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

金美齢講演会を終えて

2007年11月11日 21時48分28秒 | Weblog
 土曜日の朝から下痢だった。金曜日の夜に食べたものがよくなかったのかと思いながら、とにかく一日様子を見ることにした。今日は大事な「金美齢講演会」である。私は総括責任者であり、講演会では司会をしなくてはならない。下痢状態ではこの大事な役割が果たせない。昨夜は、お酒も飲まず、できるだけ何もしないで早めに寝ようと思っていたのに、友人は「お酒の飲み方が足らないね」と言うし、カミさんは「少しなら身体のためにはいいのじゃない」と言うので、じゃー少し飲もうかということにした。

 ところが、カミさんは飲むとすぐに眠ってしまい、コックリコックリと始める。私はと言えば、まだ今日の準備ができていない。ブログもまだ書いていない。あれこれとやっているうちに12時近くなってしまった。いかん、早く寝て明日の英気を蓄えなくてはと焦る。実は朝、百草丸を飲んだのだけれど、いっこうに良くなっていなかった。食べるとすぐにトイレに駆け込む、そんな状態が続いていた。寝る前にもう一度百草丸を飲む。

 夜中に2度も起きた。寝ていても熱い。苦しくなって目が覚める度に、汗でパジャマがびしょ濡れになっていた。身体は熱いのに寒気がする。これは風邪か、風邪から来る下痢かと考えた。とにかく明日までは元気でいなくてはいけない。これだけ汗をかいたのでは水分不足で脳卒中とか心筋梗塞とかにならないとも限らない。ガブガブと水を飲み、とにかく汗をかこうと頑張った。今朝の食事はコーヒーとパンだけにした。お昼は皆さんとお寿司の予定だったが、食べ物は一切口にしないと決めた。

 おかげで、トイレに駆け込むことはせずに一日を終えることができた。金美齢さんの講演会は用意したイスが足りなくなることもなく、かといって余るということもなく、不思議なことだけれど準備した席はほとんど満たされた。2時間も前から来てくださった方があったから、どうなることかと初めは本当に心配した。もし、開演の午後2時前までに来たのに、中に入れない方が生まれたらどのように謝ろうかと、そんなことが心に過ぎった。

 結果としては、心配することなく大成功のうちに大和塾1周年記念「金美齢講演会」は終わることができた。やはり大和塾の塾生の皆さんの気持ちが一つになっていたこと、そして私たちを支援してくださる方々が多くいたこと、さらには何よりも、金美齢さんが山田栄久さんの気持ちを汲んで、むしろ金先生の方が感激して、応えてくださったことにあると思う。

 私は体調不良で、思うように動けなかったけれど、その分みんながアレコレと気を配り、一つのことを成し遂げることができた。人の力の偉大さを痛感するとともに、金先生の言葉ではないが、出会いのありがたさと言うか大切さを身にしみて思う。人は一人ではできないことも、もう一人あるいはもう一人さらにもう一人と、一緒にやってくださる方があるとどんなことでもできる。信頼と信用がそんな人のつながりを作る。

 金先生、ありがとうございました。
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