友々素敵

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NHKに言いたいこと

2017年12月06日 18時14分51秒 | Weblog

 NHKの受信料制度は合憲と最高裁判所が判断を示した。受信料を徴収するのは、政府や財界からの援助を受けずに、「豊かで良い放送」をするために不可欠な制度とNHKは主張する。最高裁は「公共の福祉に適合し必要性が認められる」とした、1審、2審の判決を支持した。私にはNHKが全面的に「豊かで良い放送」をしていると思えない。特に最近のNHKテレビは民放とどこが違うの?と思えてならない。

 私の持論は、「マスコミはそれぞれ色があった方が良い」である。例えば、朝日新聞と読売新聞では記事の扱い方が違うし、問題点の取り上げ方も違う。違うからこそ、「こっちの新聞が好き」「あっちは読まない」と言うことが出来る。そもそもマスコミは、中立とか中道であってはならないと思う。テレビだって、ラジオだって、それぞれの局によってやっていることが違う方がいい。この局のドラマがいいとか、この局のしゃべりが好きとか、好みの局が、あるいは好みの番組があった方がいい。

 NHKは公共性に重点があるなら、バラエティーや歌番組やドラマやニュースなど、民放が扱うものは全て止めればいい。あまり見てもらえないような国会中継や科学や教育や時事問題など、民法では扱いにくいものを番組として届けて欲しい。紅白歌合戦も相撲中継も大河ドラマも朝の連続小説も全く必要ではない。受信料を下げ、国の「公共放送」がすべき、最低限の放送に徹したらいい。

 最近のNHKは大衆受けを狙ったような番組作りばかりしているが、民放の領域まで出てくる必要は全くない。NHKは陽の当らない地道な放送機関に徹して欲しいと私は思う。民放も今はなんでも同じように扱っているが、そのうちに報道に秀でた局、ドラマに重点を置いた局、歌番組が充実した局、バラエティが得意な局など、それぞれが持ち味を発揮するようになると予測しているのだが、どうだろう。

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