朝から台風並みの強い風が吹いていて、午後にはルーフバルコニーの植木鉢が1つ、北からの風を受けて倒れた。風が強いので、窓を開け、直しに行くことも出来ない。我が家はマンションの上層にあり、西側にルーフバルコニーがあるから、風をまともに受けてしまう。我が家は大荒れの天気の中だが、今日は「歴史的な日」となったようだ。
北朝鮮の金委員長とアメリカのトランプ大統領が左と右から同時に出てきて、真ん中で硬く握手を交わした。トランプ大統領は「最初の1分で分かる」と言っていたが、金委員長を「話の出来る男」と見定めたのか、ふたりで廊下を歩く時も笑顔を交わし、入室する時は右手を差し伸べ、左手で金委員長の脇に手を置く親密さだった。
米朝がどんな風に「朝鮮半島の非核化」を進めるのかと、世界中が注目している。どのような展開になろうとも、確かに今日は「歴史的な日」となった。世界を見れば、未だに紛争は絶えないが、「殺し合う」ことより「話し合う」ことが選ばれるようになってきたのだろう。人類はそれぞれが生き残るために、「殺し合ってきた」けれど、ようやく「人類らしい第一歩」を踏み出したのだ。子や孫のためにも嬉しいことだ。
ロック歌手の野田洋次郎さんの作った『HINOMARU』がネット上で話題になっている。歌詞を見て、野田さんは何歳なのだろうと思い調べてみた。32歳、なるほど若い人の中には母国への愛着をこのように感じるのかと思った。彼自身が「戦争は嫌いだし、賛美する気は全くない」と言っている。それでも日本は「日出ル国」である。「日の本の旗の下、前に向かって」と鼓舞したくなるのだろう。
朝鮮も日本も中国も、アジアは農業の国。自然の恵みを受け、みんなが協力することで生き残ってきた。飢饉に合っても、みんなで助け合ってきた。もちろんそんな美しい歴史ばかりではないが、「融和」を大切にしてきたから生き残ることが出来たはずだ。これからもそう願いたい。
昨日はどうして2回もアップしてしまったのか?削除するにはどうしたらよいか、誰か教えてください。