友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

娘たちのサプライズ

2018年11月19日 17時41分14秒 | Weblog

  北風が強く吹いてきて、いよいよ秋も深まった感がする。後、10日余りで12月だからもう晩秋と言える。昨夜、長女一家がやって来た。23日が私たちの結婚記念日で、とうとう50年なるので、そのお祝いの「品」を届けてくれた。新婚旅行で泊まった山中湖のホテルまでの新幹線とバスの乗車券に「お小遣い代(5000円)」である。

 私たちのためにホテルを予約してくれたばかりか、日程表と地図をつけた「冊子」まで作ってくれた。昨年、社会人となった3番目の娘である孫娘も含めた娘たちから、「1年後の金婚式をぜひお祝いしたい気持ちから、1年前からお二人にご案内を出すことになりました」と仰々しい祝電をいただいた。

 「お二人に素敵な時間をプレゼントする企画の始まりです」とあったから、何かサプライズがあるとは感じていたが、思いもよらぬ企画だった。50年前の新婚旅行は3泊4日で富士山を1周するというものだった。私が中学校の修学旅行で見た富士山が忘れられず、新婚旅行は富士山と決めていたからだ。

 旅行会社に相談すると、「1日で回れますよ」と言われたが、どうしても富士山の雄大さを見せてやりたかった。レンタカーを借りて富士山麓の5湖を巡ったのだが、その宿泊したホテルに再び行けることになるとは驚きである。50年前はホテルの周りは何もないところだった。今はどんな風景になっているのだろう。

 子どもが生まれると、子どもたちもきっと喜ぶだろうと富士山麓へ出かけた。それが何年続いたのか覚えがないが、ある時子どもから「ねえ、パパ。どうしていつも富士山なの?」と言われ、感動していたのは自分ばかりだったことに気付いた。中央道が出来上がったこともあり、信州から軽井沢辺りまで出かけるようになった。

 娘たちが運転免許を取得した時は、カミさんの母親を誘って北海道を旅行した。あれからもう何年になるのだろう。

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